恵比寿の歩粉にやっと行ってきた


だいぶ前から行き損ねている歩粉へやっと行って来ました。最近結構カフェネタがたまっていて、いい加減書かないと…と思ってお店のHP見ると、閉店や移転になってしまっていて、カフェ稼業の厳しさを感じてます。でもこちらのお店は焼き菓子系のお店はしりとしてオープンして、以来ずっとこの場所で営業し続けられているのだからスゴイな…と感心しました。お店を続けるには、おいしいとか売れるとかだけではなくて、オーナーさんの情熱的な要素も重要であるような気がしてます。

お店はビルの1階とかではなくて、小さな建物なので1軒屋のような雰囲気もありました。夕方だったので他のお客さんはおらず、窓際のカウンター席を陣取りました。窓辺には小さくてかわいい雑貨がセンス良く飾られておりました。

お昼を食べていなかったのでお腹が空いていたのですが、2皿のデザートプレートは完食できる気がしなくて、1皿だけにしてみました。値段は飲み物付きで1200円くらいだったと思います。アイスコーヒーは苦みがマイルドで、素朴な味わいの焼き菓子にぴったりだったのですが、自分はお菓子を食べている時はお茶をがぶがぶ飲んでしまうので、ちょっと量が足りませんでした。後半ちびちび飲みました。

お菓子は全部で3種類でした。ざっくり感が強い、好みのタイプなスコーンには手作りと思われるジャムとクリームがそえられていました。ジャムがとってもおいしかったので、もうちょっと盛ってほしかったです。奥はとてもしっとりとジンジャーがしみ込んでいるパウンドケーキです。とっても食べてみたかったので、出てきてうれしかったです。アクが強いのかと思いきや、やさしい味わいでした。向かって右はお豆腐のような白いデザートに、あんずとつぶ餡が添えられてます。たぶんつぶ餡も自家製と思われ、甘みは強くなく優しい味わいでした。単品で食べると少し物足りないですが、お豆腐(風)と食べると、これがちょうど良い甘さなんだなーと思わせてくれました。粉ものが多いせいか、3品だけでも、とてもお腹いっぱいで幸せな気持ちになれました。いつかフルコース(2皿)にも挑戦したいです。