Day3 その2 ジヴェルニーからモネの家へ Paris2010


ジヴェルニー行きのバスに揺られること約20分。バスは舗装もされておらず、何もない*1駐車場にぽつん…と停まりました。見渡しても緑と道路しか見えない場所で下ろされて不安になりました。とりあえず他の観光客の皆さんに付いて行きます。パリよりも空気が澄んでいて、雨上がりの緑の匂いがします。そういえば出発するときにざーざー降っていた雨はいつのまにかやんでいました。
大きな道路の向こうがジヴェルニーの街のようだったのですが、横断歩道はありません。道路の下の地下道をくぐって向こう側に行くのです。この地下道が昼間でも暗くて、帰りは一人でここ通ると思われるのでちょっとイヤだな〜と思いました。

無事道路の向こう側に着くと、看板が立っていました。右に行くとモネの家、左に行くと印象派美術館です。もちろんここは、モネの家の方に向かうので、右に進みました。

道路にはびゅんびゅん車が走っていましたが、一歩ジヴェルニーに足を踏み入れたら、のどかでのんびりとした雰囲気がただよっていました。この道の右側がもうモネの家なのですが、入口になかなかたどり着きません。団体向けの入り口は見つかったのですが、個人向けの入り口が見つからないのです。他のお客さんたちも入り口を見つけられず、皆違う方向を探し始めてバラバラになりました。どうしよう…と思って家の裏手まで行ったらモネの家の地図がありました。地図のフランス語を頑張って推測して、何となくこちらが入り口なような気がする…という方向に向かって歩きました。

誰もその方向に向かっていなかったので不安だったのですが、見事正解でした。入場料は6ユーロです。朝からなぜかイタリア語で陽気に話しかけてくるおじさんに「チャイニーズ?コリアン?ジャパニーズ?」と聞かれながらチケットを切ってもらい中に入りました。やっと辿り着いたモネの家です…!家の壁にも庭にも花と植物でいっぱいです。家は小さいころ絵に描いたような「おうち」のようで、こじんまりとしていてかわいかったです。

家の入り口の階段横には小花が植えられています。このフランス風な色合わせがたまらんです。ピンクを使っていてもファンシーではない感じがツボです。

残念ながら家の中は撮影禁止でした。キッチンは南欧風で黄色いカラーでまとめられていたり、寝室はレースのカバーがかけられたベッドを中心に、壁やインテリアは水色でまとめられていたりと、期待を裏切らないかわいい部屋ばかりだったのでぜひとも写真に撮りたかったのですが…。とりあえず2階の部屋から見下ろした庭だけ撮りました。こうして見ると、かなり荒れ放題の庭に見えますね…。

家の中を充分堪能した後は、自分的には家よりメイン見どころの庭を散策します。朝は雨が降って嫌だなーと思っていましたが、やんでしまえば、雨露に濡れた植物は色鮮やかになってとてもきれいだったので、逆に降ってくれてよかったな〜とか思いはじめました*2

家の壁づたいには朝顔が咲いてました。これも青と紫のフランス風な色合いです。
次もわくわくしながら野生に咲き乱れる植物を観賞しながら庭を散策します!ちなみに後2エントリー分埋めるくらい、植物の写真だらけです!!

*1:他の観光バス以外

*2:もちろんまだ降っていたら雨め…!!と思っている