Day2 その5 ニューヨークとモダンとアート2


美術館の名の通りモダンな時代のアートを鑑賞していたら、展示が途切れて窓の外が見えました。NYっぽい細長い建物ですが、これもなんだか作品のように見えてきてしまうのでありました。

気を取り直してさらに先に進むと、パリでも出会ったモネの睡蓮部屋がありました。ジヴェルニーを思い出してじんわりきました。しかしさすが無料Dayだけあって館内の混み具合はそれなりなものであり、ゆっくりと世界に浸ることはできず、すいっと通り過ぎるのみで鑑賞は終了しました。

もんどりあんがあらわれた(いちばんゆうめいなやつや)!

ぽろっくもあらわれた!写真だとわかりづらいですが、この絵はなかなか大きかったです。アクション・ペインティングなんて落書きで、誰でも描けるんじゃないの?という感想は、生で見るとさーっと消え去りそうです。塗り重ねられた絵具からは、鬼気迫るものを感じられるからです。やっぱり絵も生で鑑賞することが大事だということを思い出させてくれた作品でした。

大好物のロスコもおりました。結構はっきりしたオレンジの色使いなどが珍しい。MOMAの趣味はわりと一貫している気がする。

こっちはいつものロスコです。背景色の紫の色合いが好ましい。

もっともNYっぽいと感じる人:アンディ・ウォーホルも現れました。うーん…。地の紙が汚いのでは…と思う以外に特に何も感じない…。

絵画とは何か。という文字が描いてある作品です。John Baldessariという方の作品らしい。この人は全く知りませんでした。英語の訳に自信がないので、このフォントかわいいですのう。という感想だけにとどめておきます。

文字や記号がモチーフになっているこちらの作品は、Marcel Broodthaersという作家の作品のようです。写真で見ると普通の絵のようですが、文字や記号が立体的になっている3D作品でした。絵の意味はよくわかりませんが、かわいいからOKであります。

企画展示コーナー入り口の壁を塗り替える作業をしていたのですが、これまた何かのアート作品のように見えてくるので不思議です。一瞬、作者の入ったプレートを探してしまいました。
MOMAめぐり、次がたぶん最後です。