2日目 その9 「つぼみ」で最高の抹茶白玉クリームあんみつを食べる 金沢2011


美術館を出て、ゆっくり甘いものを摂取できるお店を求めてふらふらと歩きました。金沢市役所側に渡って坂を下り、小道に入ったすぐのところに、つぼみがあったので、迷わずはいりました。

つぼみは日本料理の名店、杉の井にいた方が、スイーツ部門だけで独立?したらしい、和カフェです。杉の井の名物であるくずきりも食べられるようです。もう夕方に近い時間のせいか、お店には1組のお客さんしかおらず、ゆっくりした雰囲気を味わえました。

窓際には小さな庭があり、犀川が流れる向こうには金沢城の石垣が見えます。水のせせらぎが聞こえて本当に落ち着けます…

一番の名物らしい、山の湧き水と国産の蕨粉でつくられたわらびもちにしようかとも思ったのですが、「自家炊き柔らか寒天」のフレーズに激しく心ひかれて白玉クリームあんみつ(加賀棒茶付き)にしてみました。最初に出てきたお冷も湧き水らしく、とてもおいしかったのですが、この加賀棒茶も、他のところで飲んだものより、だいぶおいしかったです。やっぱりお水が違うと味が全然違うのでしょうか。

寒天のぷるぷるした美しい質感にみとれます。まず黒蜜をかけずに寒天だけ頂いてみてびっくりしました。口の中ですうっととろけてしまいます。こんななめらかで味わい深い寒天は今まで一度も食べたことがありません!黒蜜をかけなくてもおいしく頂けるものでしたが、半分ほどかけて、あんや白玉とのコラボも楽しんでみました。どれもこれも、こだわって作っていることが伝わってくるおいしさあふれるものでした。それらが組み合わされているのだから、最強の白玉クリームあんみつならないわけがない!!と感動しながら食べてました。今までの人生で食べた中で、一番おいしいあんみつでございました。あまりの感動に次の日も食べに行こうかと思ったくらいでした。
川のせせらぎに癒されながら最高の甘いもので血糖値をあげた後は、駅前に戻ってお土産を買いまくります。