Day1 その3 ルーブルとタクシー Paris2010

タクシーに乗り込み、メモしていたホテルの住所を渡して「ここに行って〜」と言ったのですが、ドライバーは全くピンときておらず、出発前にカーナビでめちゃその場所を探していました…。右岸のタクシードライバーには左岸の住所はピンとこないんだろうか…とドキドキしていたら、「ああ!サン・ミッシェルか〜」とやっとわかってもらえました。「そうです!サンミッシェルなんです!」と返したら、「サン・ミッシェルを知ってるの?」と聞かれました…。いや、地図で見て知ってるだけなんだけど…ってどう言えばいいんだ?*1と思って黙ってしまったら、フランス語でごにょごにょ何か言われたので、「フランス語わかりません」と言ってサクッと会話を終わらせました。非力。

オペラ辺りの喧騒を通り過ぎでも、パリの街並みはどこまでも美しくて、タクシーの窓から覗く世界にずっと惹きつけられっぱなしでした。10分くらい走り抜けてから、突然こまこましていた視界がばっと開けたので何かと思ったら、ルーブルの透明なピラミッドが見えました。これがあのピラミッド…!とテンションあげてたら、城門のようなところを通り抜けてセーヌ川を渡り、左岸側に出ました。
言われてみたら左岸は少し落ち着いた雰囲気かな、と思っていたらほどなくしてタクシーが止まりました。スーツケースをおろしてもらい、「ここの小道をまっすぐ行ったら、きみのホテルに着くと思うよ」と教えてもらいました。13ユーロくらいだったので、15ユーロ渡してフランス語で「お釣りはとっておいて!」と言ったのですが発音が悪くて通じなかったらしく、「何?もう1回言って」と言われたので「ガラデラモネ〜*2」ともう1回言ったらやっと通じたのですが、「メルシー」言いながらウケてました。やっぱりフランス語は敷居高い…。

しかし言われた通り小道を行ってみたのですが、さっぱりホテルは見つからず、サン・セブラン教会をぐるぐる1周回って戻ってきたところで「あ!ここじゃん!!」と気付きました。どうやらタクシーが止まった地点のちょうど真横がHotel Europe Saint Severinだったようです。
ホテルの回りはレストランが多く、とても賑やかな雰囲気でした。ホテルの1階もイタリアンレストランで、迷いながらホテルに入り、チェックインを済ませました。チェックインは英語ででき、受付の人もとても感じが良かったのでほっとしました。
ホテルは最初シングルルームで予約したのですが、一応「広くてバスタブつきの部屋にしてね」と備考欄に書いておいたら「それならデラックスダブルルームをおすすめしますよ」と50ユーロも高い部屋を提示されました。いいな〜と思う場所にあるホテルの値段は軒並み2万円近くて、15000円を切るこのホテルのシングルルームを「やっと見つけた!!」と喜んでいたのに、そんな高いお金出せるか〜と思って「高くて無理です!!」と返しました。
が、「でもバスタブ付の部屋はシングルには無いわよ。あ!あなたはシングルユースだから、10ユーロひいてあげる!」と言う返事を見て、バスタブは必須だし、10ユーロひいてもらうと、この辺の相場でバスタブ付の部屋の中では圧倒的に安い……
ということに気付いて、「じゃあデラックスダブルルームにします!」とあっさり予算をオーバーさせました。
それでは、1泊2万円弱のパリの2つ星ホテルのお部屋の全貌をお見せします*3

*1:I just know saint-Michel on map.とか??

*2:garder la monnaie

*3:ビフォーアフターを意識