3日目 その1 アジカンin京都 京都2013

最終日の朝。朝食は今まで買ったケーキやパンをささっと食べ、すぐに出かけました。今日は天気予報で唯一の晴れだと旅に出る前からチェックしていたので、遠出をして宇治の山の方に行こうと思っていたからです。宇治の山で紫陽花を鑑賞するのであります。アジカンスペシャルin京都であります。

毎年書いてるんで年単位で読んで頂いている方にはお馴染かと思いますが、初めて読む君のために説明してくと、アジカンとは紫陽花鑑賞の略であり、バンドのアジカン様とは関係ございませぬ。しかしそろそろアジカンについても言及しておこうと思います。アジカンのアルバム、1枚だけ持ってるけど、一番好きな曲はそのアルバムに入ってないループ&ループです。つまりエンド&スタート。Weezerすなあ。ゴッチ氏を久々に見ましたが、こんなにウチの会社に2人くらいいそう(開発)なルックスでしたっけ?あともうちょっと身長が高くなれば、お菓子教室の昼休みにほほ肉煮込みをふるまってくれる料理王子にそっくりにもなる*1

由縁失ってさまよって垂れ流すのはここまでにして、ホテルを出て京都市役所の駅まで歩き、宇治に向けて地下鉄に乗り込みました。三条から宇治に行くのに何故地下鉄?お京阪を使うのが一番手っとり早いのでは?と京都をご存じの方なら思ったかと思いますが、昨日うっかり地下鉄と市バスの2日乗車券を買ってしまったので、有効に使わないとモトが取れないことに気付いたからです。そういえば3日目は1日乗車券を買わんとこ、と計画を立てた時は思っていた。おとしたショックで忘れてた。仕方なくくるりの曲にも出てくる*2六地蔵まで行って、そこで京阪宇治線に乗り換えることにしました。電車はすぐに来たので乗りこんでしまいましたが、路線図を見てたら、どうやらその電車は浜大津行きというやつで、六地蔵まで行かないことに気付き、御陵という駅でいったん下りました。御陵はみささぎと読むらしい。むずかしい。電車を待っているときに「地下鉄の山科駅までの切符を持っていて、京阪山科で下りたら乗り越し運賃とりまっせ」という貼り紙を見て震えました。なぜならば、この時まで、自分が乗っていた電車が京阪線直通だということに全く気付いてなかったからです。もし自分の目的地が山科だったら、乗り替えなしで行ける方が京阪山科だって思わないからたぶん京阪山科で下りて乗り越し運賃取られていたと思います。何このトラップ。こわい。

乗り換え後、20分程度地下鉄に揺られて六地蔵の駅に着きました。想像以上に何もない片田舎の駅でビビりました。京都の中心部から30分弱でこの風景…。そして見当たらない京阪線六地蔵駅。それもそのはず、地下鉄と京阪の六地蔵は徒歩8分なのであります。まあ蒲田と京急蒲田みたいなもんか*3と事前に調べた時は思っていたのですが、まさかこんな川べりの道を歩いて行くなんて思わなかったので動揺しました。一応案内の看板はあります。夜は乗り換えるのは無理だ。

川の向こうに抹茶色の電車がガタゴトと走って行くのが見えました。やっぱり宇治ということでお茶を意識したカラーなのでしょうか。たぶんJRの電車です。あまりにものどかな空気なので、今自分が乗り替えるために歩いていることを忘れてしまいます。しかし意外と乗り換える人がおり、何人もすたすたと自分を抜いて前をずんずんと歩いて行ってくれたので、体感5分くらいで迷いもせずお京阪の六地蔵駅まで来れました。そして10分程度待ってやってきた宇治線の電車に乗り、目的の三室戸まで無事到着しました。

まだ時刻は10時をまわったところでしたが、三室戸の駅から15分くらいかかる目的の三室戸寺に向かう道には結構観光客らしき人々が歩いていました。遠そうだったので迷わず行けるか不安でしたが、Googleマップとにらめっこしながら歩く必要はなさそうです。余裕が出てきて住宅街の道端のアジサイの写真を撮ったりしました。

15分くらい歩いて、三室戸寺のアプローチに到着しました。歩行者用のアプローチはまだそれほど人はあふれていませんでしたが、駐車場待ちの車が列をなしておりました。ささっと見て混み過ぎる前にささっと帰ろう、と決意して中に入りました。
次は三室戸寺のめくるめくアジサイ鑑賞です。たぶんアジサイの写真しか出てこない。

*1:エプロンめがね男子

*2:なんかこの日記めがね臭い

*3:徒歩10分