2日目 その2 coffee house makiのかわいくてボリュームのあるモーニングセット 京都2013


出町ふたばで買い物を済ませ、横断歩道を渡り、coffee house makiという喫茶店までやってきました。京都はええ感じの喫茶店がたくさんあってとても迷ったのですが、今日はここでモーニングを食べることにしたのであります。見た目は昔ながらの喫茶店という感じです。店名のmakiのロゴが昭和の香り。

中も昔ながらの喫茶店の雰囲気です。見たままでした。でも掃除や手入れが行き届いていて、古くてぼろいという感じはしません。賀茂川沿いの道側にも入り口があって、少し階段をあがった鴨川サイドの方が、緑と川の風景が広がっているので良い雰囲気でした。しかしあちらは喫煙席なのでした。席数や雰囲気で圧倒的に喫煙側の方が優遇されているのがわかります。禁煙側もボックスのソファ席で落ちつけるといえば落ちつけるのですが…

モーニングのメニューもいろいろあって一瞬迷ったのですが、やはりここに来ることに決めた一番の理由である600円のモーニングセットを注文しました。しばらくしてから、くりぬかれた食パンの中にサラダが詰められたプレートとアイスコーヒーがやってきました。ゆでたまご用と思われる塩とミルクもいっしょです。

食パンはかなりの厚切りで、トーストの方はかなり厚めにバターが塗られています。サラダはスクープしたポテトサラダに飾りむきされたきゅうり、ハム、半分のゆでたまごとキャベツにたっぷりめにサウザンアイランドドレッシングがかけられてました。向かって右の隅の空きが気になります。
味は…ポテトサラダはたぶん業務用のパックの出来あいのもの、きゅうりは仕込みでカットされているのであろうと思われるのでちょっとしなびてました…。ドレッシングも味がきつめです。でも小さい頃連れて行ってもらった喫茶店でこんなの食べてた気がするなーと懐かしい気持ちになりました。地元の常連の方と思われる年配のお客さんが途切れることなく訪れていたのは、特別においしいというわけではないけれど、こういう昔からずっと変わらない安心感のある味を求めて来ているからだろうなー、と思いました。

自家焙煎というのでちょっと期待していたのですが、アイスコーヒーはふつうの味でした。作り置きかこちらもパックか…といったところですが、毎日飲むならクセもなく飲みやすい味なので良いかもしれないです。ミルクを入れることはあまりないのですが、この後入れて飲みました。なぜならば、アイスコーヒーを頼んだら「ミルクもつけますか?」と聞かれたので、「ミルクはコーヒーフレッシュですよね?(なのでいらないです)」と言ったら「そうです。でも牛乳にもできますよ」と言ってくれたので、思わずでは…牛乳で、とお願いしてしまったからです。安いのにサービスも店員さんも感じいいなーと朝から良い気分になれました。

お店を出てから、腹ごなしがてらしばらく歩きまわることにして、車通りの激しい大きな道路を北に歩き、橋が現れたので鴨川を渡りました。ほんのちょっと歩けば空が抜けた素敵な風景がすぐに広がってくれるのが、京都の好きなところです。
次はすぐ近くの森と神社を散策します。