Day5 JFKから羽田まで


宿の最寄り駅であるAtrantic TerminalからLIRRに揺られてJamaicaまで。JamaicaからエアトレインでJFKまで。帰りは行きはなぞるだけで良かったので、何もかも全くスムーズにすすみました。空港の手続きを済ませて残ったドルを消化するためにお菓子や雑誌を買って時間をつぶしたら、あっという間に出発時刻の19時になりました。飛行機が離陸するころにちょうど陽が落ちて行きました。

帰りは頑張って眠ったり、英語の心配をしなくても良いので、かなりリラックスして過ごせます。アップルジュースとプレッツェルのスナックをもぐもぐ食べながら、行きで見なかった映画でも見ようと操作していたら、映画のセレクトが行きと違うことに気付きました。そういえば出発は9月だけど帰りは10月に突入していたのでした。ちょうど月が変わり映画も微妙に変わったようです。見られる映画が増えてちょっと嬉しかったです。

映画を1本見終わる頃、機内食が出てきました。日本行きの飛行機なので微妙に日本に寄せてるのか、お寿司のようなものがありました。想像通りシャリが全くもっておいしくなく、いまひとつな味でした。メインはチキンをデミグラスソース的なもので煮込んだやつです。毎度のことながら添えてあるマッシュポテトが1番おいしい。しかし一番うれしいのは、当然ショートブレッドっぽい大きなクッキーです。

映画に飽きると見始めるのが、この今ここを飛んでるよ地図です。ああー今カナダ上空なのねー、とか窓の外を見て地図と見比べたりするのがひそやかな楽しみです。学生の頃、歴史や政経の成績はさほどでもないのに、地理の成績だけぶっちぎって良かったのですが、最近自分がただの地理オタクだったせいであることに気付きました。飛び地△とか。今は行き気が全くないのに、アフリカの地図を見るのが流行ってます*1

暗闇から突然、光がぽつぽつと集まっている場所が見えると、あそこはこの地図に出るような大きな街なのかなーと思ったりします。アメリカやカナダは広くて、なかなかこの光の集まりは見えてこないのですが。

そんなことをしていたら、スナックが出てきました。しかし、行きと全く同じハムとチーズのサンドイッチでした。謎なのが、行きはケチャップだったのに帰りはマヨネーズになっていたことです。トブラローネからキットカットに変わっているのはgood.おかきから変わったアメリカン航空のパッケージのやつは、何だったか覚えていない…。飴?食べてないので忘れてしまいました。

日付変更線を越えて1日飛び越えてしばらくたったあと、最後の食事が出てきました。東京到着は22時でしたが、ピザパンとフルーツという、朝ごはんぽいラインナップでありました。ピザパンは結構厚みがあって、中央にチーズがとろとろとたっぷり入っており、予想していたよりぱさぱさでなくておいしかったです。もちろん一番うれしかったのはチョコレートがはさまったMilanoのクッキーです…。

最後の食事を終えると、東京が段々近づき、地上に見える光が増えてきました。同時に着陸体制に入るので、どんどん光が増えてきます。東京湾上空まで来て東京が真下まできたときは、びっくりするような光の渦が地上に見えて、東京すごい、やっぱりすごい!!とちょっと感動してしまいました。後ろの席には40歳くらいの男の人が座っていたのですが、ずっと「すげーー!東京えげつねえ!!」と隣の席の嫁(たぶん)とはしゃいでいました。ええ大人がはしゃぐのもわかる気がするくらいすごい夜景でした。夜景好きの人は、ビルにのぼるよりも羽田に夜着陸する飛行機に乗った方が良かと思いましたです。ちなみに着陸体制に入っているときは写真は撮れないので、この写真は羽田に着陸した後の写真でございます。でもこれを上からみるとえげつないことになっておるのです。
空港を出てモノレールに乗ると、残業帰りと思われるサラリーマンたちがまあまあな数乗っており、あっという間に夢から覚めました。今回は早朝着、夜発で時間は有効に使えたのですが、やっぱり3泊5日は短すぎました。今度という今度こそ、もっとゆとりのあるスケジュールで行くんだ…!と心に誓いながら現実に戻っていたのでありました。(おわり)

*1:せいじがアフリカに住んでる日本人を訪ねる番組は録画して見ております