3日目 京都から奈良へ、そしてコンフォートホテルで宿泊を 京都・奈良2011

ちゃんとした方向のバスに乗っていれば20分で着くところを、1時間かけてホテルに戻り、預けていた荷物をピックアップしました。予定より少し早まりましたが、これからJRで奈良に向かうため、京都駅に行かねばなりません。3日目は市バスの1日乗車券(500円)しか購入していなかったので、四条西桐院からバスで京都駅に向かうことにしました。しかしなかなかバスが来ず10分以上待ち、やっとやってきたバスは混み混みで、肩身を狭くしてキャリーバッグを何度も移動させなければなりませんでした…。しかも京都駅までの道も混み混みで、なかなかバスが先に進まずかなりブルーになりました。そして改めて、ホテルに戻るのに毎回この渋滞に巻き込まれるのは最悪なので、京都駅及び京都駅の向こうにホテルを取るのはありえんなーと実感しました。
京都駅に着くと、乗ろうと思っていた奈良行きの電車は発車10分前で、既に乗客も乗っておりましたが、なんとか座ることはできました。奈良線東福寺や宇治などを通って行きます。せっかくなので宇治に立ち寄って、平等院を鑑賞して抹茶パフェを食べてから行こうかと思っていたのですが、荷物をロッカーに預けたり、時間が気になったりなどが面倒くさかったのでやめました。宇治駅を通過した時日が落ちて行き、宇治川を赤く照らしてそれは美しく心に残る光景だったのですが、窓際の席の大学生みたいなメガネサラリーマンが、ジョジョを読みふけっており、時々挙動不審な行動をするので、こわくて写真が撮れませんでした*1。今さら別の席に移動するのも大変だけどどうしよう…この人いつ下りるんだろうか…と迷いながら結局奈良まで着いてしまいました。
奈良に到着するとすっかり夜になっていました。そして予想を超える寒さに身も心も震えました…。京都よりずっと寒かったのです。この日たまたま寒かったのか、普段も奈良の方が寒いかは不明です。寒すぎるので夜ごはんは奈良駅で済ませようと思っていたのですが、想像以上に何もありません…。駅ビルすらない…。駅前に出ると、さらにがらん…としてさびれていました。

これは朝撮った写真ですが、この写真の向かって左側にコンビニがあるだけで、ほんとに何もなかったのです…。しかし何かを探しに街をさまようには暗くて寒過ぎでした。もうコンビニで済ますか…とコンビニに入ったとき、隣に柿の葉寿司で有名な、平宗のお店があることに気付きました。プレハブのような仮店舗感満々のお店でしたが、柿の葉寿司を食べてみたかったので、やったー!と喜んで1つ購入しました。
駅からこの日泊まるコンフォートホテルまでは2,3分で到着しましたが、その道沿いもそれなりにさびれていました。JR奈良駅前にはスーパーホテルなどのリーズナブル系のホテルが目立つなあと思っていたのですが、やって来てみて納得しました…。どうも奈良は、JRからバスで5分ほどかかる近鉄奈良駅周辺の方がふつうに栄えているようなのです。近鉄でも京都から来れるし、近鉄奈良に近いホテルを取った方がよかったかな…と思いましたが、近鉄だと乗り替えが1回入り駅も多く時間がかかってしまうので、やっぱりJRで来た方が良いことはわかりました。今回みたいにおまけで奈良に来るならJR近くのホテルでもまあいいか…と結論づけました。がっつり奈良観光するなら、近鉄奈良近くのホテルがよさそうです。

コンフォートホテル奈良はこじんまりとしていましたが、新しくてフロントの対応も感じが良かったです。しかし部屋は2階のエレベーターすぐ近くとまたもや最悪の位置でした。エレベータホールでお喋りしてる声が筒抜けです…。しかも禁煙の部屋が空いておらず喫煙の部屋を消臭した部屋、と案内を受けてがっがりしました。まだオープンして間もないせいか部屋はとてもきれいで、匂いも全くしなかったのが救いです。そしてマイステイズにはなかったクローゼット的なスペースが一応存在してました。こじんまりしすぎてるけど。

そして玄関開けてすぐ右にユニットバスがあります。マイステイズに広さと比べると狭い…でも7000円程度のリーズナブルな料金のビジネスホテルだったらこんなものでしょうか。かさねがさね新しくてきれいなのが救いです。

机も広くてきれいです。冷蔵庫はマイステイズと同じで、何も入っておらず、使う時だけスイッチを付ける式でした。

そしてベッド。ベッドだけはセミダブルを譲れない。しかしマイステイズみたいなリラックスチェアーなども置いておらず、狭くて照明も蛍光灯。旅の癒し気分がやや下がりました。唯一素敵だったのは枕です。だいたいホテルの枕は高すぎるので外して寝るかバスタオルなどをひいて寝ているんですが、ここのホテルの枕は低めでとても良い高さで快適でした。久々に枕をして眠れました。

そういえばお茶のポットが無いな…と探してみたら、机のサイドに棚があって、そこにコンパクトに収納されていました。必要なものは最低限用意されているようです。でも狭さに圧迫されてあまりくつろいだ気分になれませんでした。一人暮らしの部屋ってこんなものなんですけどね…

お茶のポットは部屋にありますが、このホテルでもコーヒーとお茶のサービスを行っており、フロント横のレストランの入り口で挽きたての豆でコーヒーを入れることができました。メーカーは不明ですが、マイステイズのものよりおいしかったです。窓から隣のビルしか見えない2階の最悪な部屋でしたが、コーヒーを取りにいくのが一番楽な部屋だったのは良かったです。
この日は見たいテレビもあったので、夜はどこにも出かけず引きこもりライフです。

*1:見た目はごっちとか岸田君みたいだったが…