くるみのタルト


今週は洋菓子の週。またもやタルトを作りました。今回のタルト生地はパータ・サブレです。のして型抜きして焼けば、型抜きクッキーとして食べられるという砂糖が入っている甘い生地です。焼き菓子はあまり見た目をがんばらなくてもそれなりになるので助かります。今回もアーモンドスライスを隙間無く並べただけ。

が…。側面がひび割れてしまいました…。原因は型にきっちり沿わせていなかったからのようです。今回も生地のしがうまくいかず、一度のばした生地をもう一度まとめなおしてのす、という作業を行ってしまったため、生地がやわらくなりすぎ、型に押し付けすぎないようにやさしく整えていたのが裏目に出てしまったようです。この生地は中のクリームと一緒に共焼きできるので楽なのですが、生地のしするときの扱いが一番難しいのです…。

タルトの中身はクリーム・ダマンドと、キャラメリゼしたくるみがたっぷり入っています。アーモンドの香ばしいクリームと、焼いて溶け出したキャラメル部分が合わさると、得も言われぬおいしさなんです。そこにくるみの香ばしさが加われば最強です。上にキャラメリゼしたナッツをのせるバージョンのものも作ってみたいです。

上級クラスのおやつは、コンポートしたりんごといちじくが閉じ込められたバニラムースです。でもこれは、見た目から想像するよりも、だいぶ簡単な手順で作れるそうです。味もかるくてふんわり。

レッスンの後にはいつもおいしい紅茶を先生が入れてくれます。これはドイツのronnefeldtというメーカーのスペシャリティ、IRISH MALTです。カカオのチップが入っていてチョコレートような香りがします。パッケージの英語を読んだら、アイリッシュウイスキーの香りを意識しているとか書いてありました。秋にはぴったりの深い香りです。日本ではなかなか手に入らなそうなので、教室で飲めるのはうれしいです。