3日目 その1 和菓子をつくる 金沢2011

3日目の朝は、昨日の夜更かしがたたって寝坊してしまい、予定よりも1時間遅い10時半頃にもたもたと部屋を出ました。チェックアウトをして荷物を預けた後、バスに乗って兼六園前で下りました。
向かう先は兼六園ではなくて、石川県観光物産館なる建物です。ここで和菓子作りが体験できるのです!3階まで上がって申し込みをしたところ、今はじまったばかりなので、次の30分後の回になると告げられました。500円のお買い物券をもらったので、1階の売店でお土産になるものを物色しながら時間をつぶしました。和菓子作り体験は1200円なのに、500円分も還元してくれるなんて太っ腹です。百番街ほど充実はしていませんでしたが、それなりにお菓子や和風雑貨などのお土産屋さんが並んでいました。でもたぶん対象年齢層高めな品ぞろえでした。

時間になり、やっと中に案内してもらえました。100人は入るであろう会場でしたが、体験の人数は10人にも満たず、かなりぽつーん…とした雰囲気でした。今日作るのはこの3つの生菓子です。こんなかわいい生菓子が本当に30分で作れるのかなー、とどきどきわくわくして先生の説明を待ちました。

必要なパーツやあん、裏ごし器などの道具は、すでに並べて準備してあります。先生の位置は少し離れてましたが、カメラが手元のアップをモニターに映し出してくれていたので、見やすかったです。
生地はやわらかく、きれいにあんを包み込むのにすこし苦労しましたが、丁寧に教えてくれる先生に着いて行ったら、ほんとに30分で3つの生菓子が完成してしまいました。

先生の美しい見本と比べるとダメな感じ満点ですが、作業がすごく楽しくて、そこそこな作品が出来上がったので本人は満足です。一番左のやつはぼかしという技術を使って白と紫の部分をなじませた後、ぬれたふきんでギュッとしぼってます。「ぼかし」というのが水彩画みたいで面白いなーと思いました。真ん中のきんとんはピンクや白のようかんを裏ごし器で細かくして、お箸であんのまわりに飾っていきます。一番右のやつもぼかしのテクを使ってます。和菓子作り楽しい。かなりハマりました。

先生が作った見本1つを入れて、計4個お持ち帰りできます。ケースに入れるとなんかそれなりになりました。
帰ったら和菓子教室でも探そうかと思ったほど和菓子作りを楽しんだ後は、例の有名な庭園の方も観光しておきます。