2日目 その6 犀川 、にし茶屋街、甘納豆かわむら 金沢2011


乙女寿司で1時間半かけてたっぷりお寿司を味わった後は*1、次の目的地に向かうために片町のバス停に向かいました。でも思ったよりバス停の位置が遠く、視界に犀川大橋が入ってきていました。よくよく考えたら目的の広小路のバス停は片町の次だったので、1つ分くらい歩くかと橋を渡ることにしました。

観光地の風情満点の浅野川と比べると、親しみやすい定食屋みたいな風情の犀川です。名前のイメージからすると逆なのですが。でも東京や横浜の川と比べると、もちろんきれいです…。目に入るところにペットボトルとか落ちてないのがすばらしい。

犀川を渡ってきたのは忍者寺に向かうためなのですが、忍者寺はいつでも自由に鑑賞できるわけではなく、予約制なのであります。予約した時間が少し余っていたので、先ににし茶屋街に立ち寄ることにしました。にし茶屋街の入り口に咲いていた椿の変種のような花が、パリ以来のコサージュにしたいシリーズ

こっちも見たことがない和柄です。日本の花は、パリの花に比べるとやっぱり小ぶりですが、真剣にコサージュにするのであればこのくらいの方が使えそうです。ちょっとした植え込みでも苔むしているのが素敵。

にし茶屋街はひがし茶屋街よりもさらに小さくて、5分で歩ききれそうでした。通りの雰囲気が新しく、作りたてな感じがしました。観光客向けのお店も少ないです。

そんな中で、多くの人が必ず訪れるであろうお店がここ、甘納豆のかわむらです。甘納豆の専門店らしいです。祖父のお店を引き継いだ女性のオーナーが、国産の材料で、保存料や着色料を一切使わないこだわった上質な甘納豆を作っているとのことで、もちろん自分も立ち寄りました。店先の雰囲気も良い感じです。

お店の中には、いろいろな豆をつかった甘納豆がかわいい紙のふくろに入ってたくさん並んでいました。女子へのお土産はこれしかない!とたくさん購入しました。ひよこ豆が気になる…と思っていたのですが

自分用に買ったのは、全く豆ではないこの2品…。1つは豆にするべきだった。

和三盆くるみは、飴がけしたくるみに和三盆がまぶしてあるという、そのまんまだけど滋味深い一品です。濃い緑茶に合いそうです。合っているだろうと思いながら緑茶とは一度も合わせずに、コーヒーで食べきってしまいました。コーヒーとはまあまあです。

あまなつは、チョコレートがけしたり、パウンドケーキに入れたりしたらおいしいのではと思って買ったのですが、意外やコーヒーとばつぐんの組み合わせでした!柑橘系の香りがコーヒーのおいしさを引き立たせるのです。そして気付けばお菓子には使わず全部食べきってしまいました。お茶受けにぴったりな、ちょこっとした量だったのでつい…

そして全く買う予定のなかったようかんも買ってしまいました。「抹茶&メープル」というフレーバーが気になってしょうがなかったのです。

パッケージもかわいいです。最初に出てきたのはメープルの方です。和風のようかんにメープルは合うのかなーと思っていたのですが、どっぷり甘いメープルシロップの味と香りが、ぷるぷるで瑞々しいようかんの食感に包まれてびっくりするほどおいしかったです。もう1個買えばよかった。

抹茶はどこに入っているんだろう?と思ったら、途中から濃い緑色が出てきました!こちらも甘苦でおいしかったです。ようかんと言うよりは水ようかんのような軽さでとても食べやすい。加賀棒茶の香ばしい味わいとぴったりでした。

そろそろ時間になったので忍者寺に向かう小道を歩いてたら、先を歩くわんこのおしりがもふもふしていてかわいいことに気付きました。あまりかわいかったので、こっそりカメラをかまえてたら、おじいさんに気付かれてしまいました。しかし勢いでそのまま撮ってしまった。こんなわびさびな雰囲気の街並みを毎日散歩できるわんこがうらやましいです。
次こそはほんとに忍者寺に行きますよ!

*1:一人ずつ順番ににぎられるので、どうしても1時間半はかかると思われます!