1日目 その5 武家屋敷跡野村家のお庭を2階から拝見 金沢2011


2階にあがる階段の横にも、こんな坪庭がひそんでました。赤い椿と青々とした苔のコントラストが美しすぎます。

手前の岩の上にある、たて笛みたいな竹にあしらってある小花。かわいいのです。

椿の上には、紅葉した樹木の葉がひらめいてました。この庭だけでも我が家にほしいです…。

2階に部屋へ。1階の庭に植えられた木が、2階の窓からの風景も美しくしてくれています。

まるで芝生のようにも見える苔です。

カゴに行けられた小花も白洲正子チックです。こういう感じが大好きなので気持ちがアガりっぱなしでした。

夏の夜にここに座ってビールを飲みながら庭を眺めたいです。ビール飲めないけど。

2階には2部屋あって、1つは茶室になっていました。茶室は木の幹目を生かした壁面となっておりました。ラベンダーの小さな掛け軸とお花のコーディネートが素敵すぎ。これも正子テイストですね。

茶室の天井は味がありすぎる木目。

鯉がゆらゆらしているのも、2階からだとよく眺められます。

まだまだ居座っていたかったのですが、次々と観光客が狭い部屋にやってくるのでゆっくり過ごすことはできないのです。後ろ髪をひかれながらも1階に戻ります。

階段の上からも、赤い椿が植えられた坪庭が見えます。

最後にもう一度メインの縁側でくつろぎます。ちょうど誰もいなくなって、少しだけゆっくりとくつろげました。

この石の並べ方とかすごいなあ…と感心したのを最後に庭をあとにしました。

入り口の引き戸の上には、こんな明かりとりがひそんでました。庭もさることながら、家の細かなところまで神経が行き届いた素晴らしいお宅でした。ミシュラン2つ星は伊達ではなかったです。外観が地味なので、500円の入場料を見て入らずに去っていく人も結構いましたが、お寺や京都の庭好きな人なら絶対にハズさないので、中に入ることを強力に推奨しておきます!
素敵な庭を満喫した後は、全国のパフェ好きが集うらしいフルーツパーラーに行きます!