Day3 その5 モネの睡蓮の池を見に行く Paris2010

庭の花を堪能した後は、もう1つのメイン、睡蓮の池を見に行きます。モネの睡蓮シリーズの絵画のモデルとなっている場所です。池へは庭の隅にある階段を下りて地下道を通り、道路の向こう側を上がった場所にあります。地下道を通る時、チャイニーズの団体と鉢合わせとってしまい、かなり通りづらかったです…*1
竹林を抜けて目の前が開けた後、緑の小さな橋が見えます。その橋を渡っている途中で広がる風景がこれです。

おおーー。と目の前に広がる風景に飲み込まれたまま、しばらく動けなくなってしまいました。幻想的で、現実の中ではなくて物語の中の風景を見ているみたいです。睡蓮が咲いていたら、ところどころ池に紫のさし色が入って、さらに幻想度が増しそうです。

池の周りをぐるっと散歩すると、こんな絵になるボートが止まっていたり

幻想的な樹木が空に向かって伸びていたり

小花が咲いていたり(ちょびっと)と

いろいろな風景が見えます。見上げるとゆるっとした風が吹き抜けてきて気持ち良いです。

ひこうきぐも。

日本風な赤い実も池を彩っています。

池の反対側から緑の橋を見ます。向かって右の方が少し紅葉していてきれいです。紅葉のシーズンには真っ赤になったりするのでしょうか。でも残念ながら、モネの家を観賞できるのは10月までなのです。次は来年の4月まで待たなければなりません。

もうしばらくボーっとしていたかったのですが、緑の橋を団体さんが渡ってきたのでそろそろ撤収します。モネの家も庭も池も、それほど広くないので、ゆっくり観賞するには人が増える前の午前中がおすすめです。
次は、バスの時間までジヴェルニーをぶらぶらします。

*1:お国柄通り、道を譲ったりしてくれないので…