Day2 その2 コーヒーとスコーンとヨガ Hawaii2009


ハワイのバスは時刻表通りには全く来ないと聞いていたので長時間待つことを覚悟していたのですが、15分待ったくらいで乗れたのでほっとしました。が、バス停の名前が無いので、降りる場所は地図とアナウンス頼りなので気が抜けません…。
目的の場所から一番近いバス停の位置は、The BusのHPで住所入れて調べては来ていました。出発地にヒルトン村の住所を入れて、目的地の住所を入れて"Get direction"すると、GoogleMAP上に目的地から一番近いバス停の場所とヒルトン村からそこまでの行き方なども表示してくれるのであります!これはすごい!!、と一瞬安心したのですが、「バス停の名前が付いて無いのに、ここで降りる!ってどうやってわかるんだろう…」と再び不安な気持ちになりました。
しかも地図で見るとまっすぐ行けば5分くらいでつきそうな場所なのに、ぐるっとダイヤモンドヘッドのふもとまで遠回りしていったので本当にこのバスで間違いないのかさらに不安になりました。*1
しかし地図を見ながらバスに乗ってアナウンスを聞いていて、どうやらバス停の場所はほとんどが2つのストリートが交わる場所にあるらしいことに気付きました。アナウンスも必ず2つの名前を言っています。*2アナウンスを聞いていれば大丈夫かとも思いはじめていましたが、乗りなれているロコの方々はアナウンスされる前に降りる合図:ヒモを引いてしまう:するとアナウンスもバス内の表示も"STOP REQUEST"しかなくなる。ので、降りる直前のアナウンスまで、そこがどのストリートの交わるバス停なのかわからなくなってしまいます。全くもって気が抜けないのでした…。

15分くらい気を張って、目的のワイアラエとココヘッドのバス停に到着しました。乗ってきたレインボーなバスを記念撮影です。これから予定よりも1時間早く着いてしまったので時間をつぶす場所を探さねばなりません。

でもワイアラエ・アヴェニューをちょこっと歩いてすぐ時間をつぶせるお店を発見しました。Coffee Talkというお店です。日本と違ってそこらじゅうにコーヒーショップのチェーン店とか無いので、日曜の朝9時からやっているお店は貴重なのではと思います。ロコっぽい人たちが次から次へとやってきて朝のコーヒーを楽しんでおりました。でもお店はほどよくすいていてのんびりした感じです。このお店もある、ワイアラエ・アベニュー沿いあたりがカイムキと呼ばれる地区で、おいしいレストランが集まっているとの話を聞きつけていました。

パンプキンパイラテとか、ココナツジンジャーとかあやしそうなおいしそうな飲み物が黒板にたくさん書いてあったのですが、一番ふつうなハウスブレンドを頼んでみました。ふつうサイズを頼んだ記憶があるのですがこの大きさ…。マイルドで飲みやすく、朝にぴったりの香りでした。でもカップが重い。レジにならんだスコーンやマフィンの焼き菓子も大きくてとってもおいしそうでした。ヨーグルトがお腹にたまっていなければがっつりいきたいところだったのですが。

30分くらいゆっくり過ごして目的の場所に行ってみたのですが、予定時間の30分前ながらまだ空いていません。仕方なくその辺をぐるぐる回ってみることにしました。店構えがいい味出しているファミレスVictoria Innを発見しました。味はそれなりらしいです。この隣あたりに、行列のできるフォーで有名なハレ・ベトナムや、おいしいスープが飲めるらしいCovnant Books And Coffeeもありました。HPにのっている日替わりスープの名前にそそられます。しかし朝早いからというのもありますが、日曜なのでどこもぴったりシャッターが下りてました。ハワイは個人でやっているような街のお店は、ほとんど日曜休みなことを後で知って、旅の日程に日曜をはさんだことを激しく後悔しました…。

でもとっても行きたかったSconees Bakeryは、日曜でも朝早くてもやっていました!その名の通りスコーンのお店なのですが、バー型のケーキやパンプキンパイなども売っておりました。スコーンは大きなサイズとミニサイズがあり、ミニサイズだと2個食べられそうだったのでミニサイズのブルーベリーとアプリコットのスコーンを買いました。それにリリコイバーを買って合計$3.25くらい。やっすーー!と感激していたら、選んだスコーンとリリコイバーを、直でプラスチックバッグ*3にドボンと入れられてしまいました。衝撃のあまり何も言い返せず、ていうか英語がわからず、大人しく袋をかばんにそっとしまって去りました…。

そして荷物がいつもモリモリなわたしのかばんの中で、破壊しつくされたスコーンとホテルでご対面。またもやおいしいお菓子をかわいそうな姿にしてしまいショボンとしました。しかし口に入れてびっくり。こんなボロボロな姿からは想像もつかないホロサク感…!これは粉ものは口の中の水分が取られて嫌い!という人にも全く問題なしです。かばんの中に入っていただけで、これだけ崩れてしまうのはその柔らかさ故だったんだなあとしみじみ感じ入りました*4。味もほんのりした甘さがちょうどよく、フルーツの良い香りがしてめちゃめちゃおいしいのです。何もつけなくても、飲み物がなくても、ぱくぱくと食べられました。正直今まで食べたスコーンの中で一番ウマかったです。ホテルで食べたものよりも、有名なパン屋さんで買ったものよりも、ずっとおいしかったです。忘れられない味です。

それに比べると、一緒に買ったリリコイバーはあまり好みではありませんでした。さわやかな酸っぱい味を期待していたのですが、ちょっとねっちょりしていて甘さがくどいように感じました。レモンバーをチョイスするべきだったと後悔しました。
カイムキに戻ります。Sconees Bakeryを出て、目的のYoga Hawaiiのドアが開けられて人が入っていくのが見えました。10時からのレッスンに合わせて来たのですが、ドアが開けられたのは15分前くらいです。さすがのハワイタイムと思いながらYoga Hawaiiの入っている建物まで歩いていきました。

*1:ワイキキは一方通行の道が多いので、遠回りになるのはよくあることらしいですが

*2:ショッピングセンターや有名な観光地はその名前がバス停名になってます

*3:日本で言うところのレジ袋

*4:荷物のモリモリも原因