Day2 その1 ヨーグルトとバス Hawaii2009


2日目の朝はちょっと曇っていました。7時頃に起きたらすっかり夜が明けてました。ダイヤモンドヘッドの向こうに見える朝日を見たかったです。

朝から海が見えると、とっても気持ち良いですね…。

朝ごはんはMeadow goldというハワイにも工場がある乳製品ブランドのプレーンヨーグルトです。乳々してて濃い味でおいしかったです。甘さがないやつを選んで昨日のマンゴーの残りと一緒に食べました。

朝ごはんが済んだあと、ホテルを出て6分ほどてくてく歩いてマッカリーショッピングセンターのある交差点のバス停までやってきました。バスでないといけない場所で、ある目的を果たすためであります。ワイキキからだと20分くらいかかりましたが、ヒルトン村からは6分くらいで着きました。
しかし他でチラっとみたバス停では、やってくるバスの番号が書かれた札がかかっていたような気がするのですが、ここのバス停は何もかかっていません。本当にここにバスがやってくるか不安になり、近くに立っていたおじさんに「ここにバスは来ますか?」と尋ねてみました。
おじさんは「どこに行きたいの?(英語)」と聞いてきたので「カイムキ?(この発音でいいのか?と思いながらなのでつい疑問形に)に行きたいのですが」と答えたところ、「このバス停でOKだよ、3番のバスに乗りなさい」と教えてくれました。お礼を言って離れようとしたら、"Are You Japanese?"と聞かれたので"Yes."と答えました。すると
「ワタシハニホンジンデス」
といきなり日本語で言われました。エ?!金髪に白いひげに薄いグレーの瞳で180cmくらいあってちょっと小太りなおじさんは、どうみても異国の方なのですが…つっこむべき…?とドキドキしていたら、「ワタシノ、オバアサンガニホン、ノ、ヒトデス」と言ってきました。「ああ…(でもそれはクォーターでは…)」と思いながら日本語でしゃべればいいのか英語をしゃべればいいのか迷っていたら
ワタシノオバアサンハ、ハチガツデス
と言ってきました。「英語でつっこみをしたいけれど、なんて言ったらいいの?!」と悩んだあげく、困ったときはとりあえず笑っとけ!と「アハハハハ」と笑顔を作っておじさんから少し離れてみました。

しばらくベンチに座っていたら、アシュリー・コールみたいな人が上半身裸で自転車に乗ってバス停にやってきました。*1体毛が薄い茶色で巻き毛だったんで、「わーこの人の体毛、熊みたいー」と思ってたら目が合って、慌ててそらしてみたのですが"Good Mornig."と言われたので"Good Mornig."と返してみました。アシュリーは自転車を止めてからポロシャツを着ながらおじさんに話しかけられて、しばらく喋っていたのですが、4番バスがやってきて"Catch up 4."と呟きました。おじさんはそれでバスに気付いて乗って行きました。
「今のバスが来たって意味なのかなー」と思ってたらアシュリーに「どこに住んでるの?(英語)」と話しかけられました。日本ですが…どこの都市に住んでるのかまで問われてる??と迷ってたら、すごい早口でいろいろ言われました。でポカーンとしてたらアレ?って顔をされて"Are You a beginner?"と聞かれました。「あ、ハワイ初心者かって聞かれてるんだな」と思ったので"Yes."って答えたら「どこのホテル泊まってるの?」と聞かれました。その時はっとして、
「違う、beginnerじゃない、visitorかって聞かれたんだ!!」
と気づいて自分の英語能力の無さに絶望しました。そっか…バス停まで歩いてくるまでに、「私は旅行者ですって、I'm aツーリストでいいんかな〜」って思いめぐらしていたことも思い出して赤面しました。I'm a visitorか…。
そうこうしているうちにカイムキに行く3番バスがやってきました。アシュリーの真似して"Catch up 3."って言ったら、無視されたので「自分の思った意味と違うのかも…」とシュンとしてたら、いきなり「キ・レ・イ・デ・ス・ネ!」と言われました。これ字面でみるとすぐにわかるのですが、1文字1文字の間にものすごくスタッカートが入ってたので、最初何言ってるか理解できなかったし、意味わかって言ってるのか疑いました。ワイキキ男子の間で「これを言うと日本人女子は喜ぶよ」というTipsとして出回ってるのでしょうか?とりあえず"Thank You."と言って逃げるようにバスに乗りました。
しかしこの時の会話が、この後の目的を果たすのにとっても役立ったのであります。

*1:ハワイのバスは自転車をバスの前の乗せられるので、結構自転車を横に置いてバスを待っている人を見かけます。