1日目 その1 初めての6月 京都2013

京都に行って来ました。2011年の秋以来なので、約1年半ぶりです。「そうだ京都行こう」とCMにめちゃ影響されて思い立ったのが4月。久しぶりに山盛りの桜が見たくなり、いてもたってもいられなくなってホテル探しとかしてたのですが、休める気配が全くなく、4月はあきらめるしかありませんでした。でも、つつじも見てみたかったので、5月でもいいかも?いやむしろ行ったことがないから5月でいいか!と思い再びホテル探しを始めるも、結局今週こそは…と毎週思いながら、休む気配は全く漂わず5月も過ぎて行きました。6月に入り、花の季節が終わってしまった…とそうだ京都行こう熱が下がり始めていたのですが、そういえば一度見てみたいと思っていた沙羅双樹の花は6月に咲くのではなかったけ?それに紫陽花の名所と言われる場所が、京都にもあるのでは?ということに気付き、ググりましたところ、あっさり二つの花の名所が見つかりました。6月は意外と花の月だということに気付き、今月こそ…!と様子をうかがい、なんとか出発2週間前に休みが取れ、無事京都の旅をしてくることができました。

出発は平日の朝6時半の品川、ということで頑張って5時前に起きて、とても早い時間の電車に乗って品川まで行ったのですが、さすがに座れるだろうと思って乗った電車がそこそこ混んでいて全く座れなかったので衝撃を受けました。乗った時間はまだ5時台だったのに…都会こわい。品川駅に着いてからも、唯一開いていたコンビニにはキャリーバッグを従えたサラリーマンたちがランチタイムのように列をなしており、当然車内も、9割は朝10時からの大阪での会議に出席します、みたいな風情の方々ばかりでした。隣の人もパワポを開いて資料チェックと修正を延々としており、そこで京都特集のSAVVYなど、うかつに広げられない雰囲気です。仕方なく、車窓から窓の外を眺めたり眠ったりして過ごすことにしました。写真は雲の向こうにいる富士山らしき山でございます。
京都駅には定刻通り到着し、時刻を見たらまだ9時半でした。今日を有効に使わねばと、さっそくいつもの2日乗車券を買おうと地下鉄の案内所を探しましたが、いつもの場所に案内所がありません。代わりに地下街がキレイになっていました。確かにあの案内所は、10年前からずっと同じ場所にあって、薄汚れ 年季が入っていましたが、無くされてしまうのは困るなあとショボンとしました。しかしとりあえず地下鉄に乗ろうと改札に向かうと、あっさり地下鉄駅そばに案内所が見つかりました。どうやらきれいになって、こちらに移転したようです。
手に入れた乗車券を駆使してホテルまで行き、重い荷物を預けたらさっそく観光開始です。しかし、ホテルのすぐ前から出ているバスで目的地近くまで行こうと思いましたが、ある程度事前に確認していたにも関わらず、どれに乗って良いのかさっぱりわからなくなってしまったのです。バス停がたくさんあって、どこからどこに行くバスが、どこに到着するのかわからない系です…京都に来てから最初のバスに乗る時は、いつもおろおろしてしている記憶があります。

結局、バスがよくわからないので、地下鉄とバスを乗り継いで清水道までやってきました。バス停から少し歩くと2差路を発見。こんな絵が横尾忠則作であったような。

目的地に向かうついでに、焼き物でも見ようかな、と茶わん坂と呼ばれるストリートを選択してみたのですが、人もほとんどおらず、空いている店もまばらで、思ったよりは茶碗を売っているようなお店が立ち並んでいなくて、少しがっくりきました。

こういうかわいい焼きものを売っているお店がたくさんあると思ったのですが…。ちなみにこのお店は閉っていました。スニーカーの写りこみを無視できるくらい、がっかり。

上り坂をを上りきり、ようやく目的地の門をくぐったところ、さらに急斜面があることに気付きました。今までの坂だけでもキツかったのに…もう2度とここには来ない…!と若干キレ気味で斜面を上りました。

上りきって階段を少し上がると、3重の棟?がありました。なんか色合いが、京都っぽくないです。朱色はどちらかというと奈良なイメージです。

鐘の上にあるお花の感じや色合いも、朱色がメインで、あまり日本では見かけない色使いに、奈良というよりは中国(china)ぽさを感じました。
次はここに来た最大の目的を果たしに、さらに上へと上がります。