Day3 その6 ニューヨークNo.1チョコレート、ジョンマスターオーガニック、ホールフーズマーケット


ハイラインの散歩を終え、地下鉄でチェルシーからSOHOの端っこのほうまでやってきました。目的はこのKee'sというチョコレートショップです。ショップの中は明かりがついておらず、外から見るとやってるのかな?という暗さでしたが、お店の中にお客さんがいたので営業中だということがわかり、ほっとしました。こちらのお店は、朝食で一緒になったチョコレート好きな宿泊客の女性に、おすすめのお店だと教えてもらったのでした。元は宿のオーナーさんがニューヨークで一番おすすめのチョコレートショップだと教えてもらったらしいです。本当は京都にもお店があるマリベルもこの辺にあるので行こうかと思っていたのですが、マリベルは大味らしく、kee'sのチョコレートは他のお店とレベルが違う、ということで、迷わずこちらにやってきたのでした。

かなりしゃきしゃきしてて気が短そうなお姉さんにビビりながらも無事チョコレートを手に入れました。タイする?と言われて何かわからなかったのでハイ、と答えたら、箱にリボンをかけてくれました。かわいい。これをタイというのですね。

Kee'sにはマカロンも売っていて、宿のオーナーさんがマカロンも買った方がいいですよ、と言っていたのでおすすめのパッションフルーツを買いました。手のひらを同じくらいの大きさで、結構ボリュームがあります。間のクリームは他のマカロンも全部ガナッシュのようでした。一口食べると、パッションフルーツの酸味と香りが口いっぱいに広がり、マカロン自体はおいしかったのですが、リッチでこっくりしたガナッシュクリームと酸味がちょっと合わないような気がしました。アメリカのお菓子には、クセのあるフルーツとかなり甘いパーツを平気で組み合わせるものがよくあるので、現地の人には違和感がないのかもしれないです、それぞれのパーツはとてもおいしかったです。

チョコレートは全部で4つ買いました。左上から、ホワイトチョコレートにピスタチオがまぶされたやつ、ジャスミンティ
クリームブリュレ、キーライムです。ホワイトチョコレートジャスミンティーはふ つ う でした…。わりとそのままの味で、深みとか繊細さがなかったです。キーライムはお姉さんのおすすめの1個目*1だったので選んだのですが、これがまさにマカロンで思った酸味&甘みの違和感ありすぎる組み合わせで、キーライムは芳香剤かと思うほどキツかったです。しかしクリームブリュレだけはすごくおいしかったのでした。最初はかじろうとしたのですが、ぱりぱり割れるような繊細なチョコレートでくるまれていたので、急いで口の中に丸ごと放り込みました。そうしたら、口の中でぱりん、とはじけて、中からクリームブリュレが飛び出してきました。クリームというかもう液体に近かったです。おもしろいしとてもおいしかったです。お姉さんが、これは今日中に食べるものよ、と2回くらい強調してたわけが理解できました。
しかし…。ニューヨーク1番でこの味だったら、ニューヨークのお菓子は、フランス菓子のレベルには到底及ばないんだなあ…としみじみ思ってしまいました。もちろん自分でもっとたくさんのお店を食べ歩きしないと、本当にそうかどうか結論づけるのは早いのですが。

チョコレートは買ったその場で食べるくらいの勢いで食べないと、本当の美味しさが味わえないですよ、と聞いていたので、一番近いスタバまで行ってこっそり食べようと思ってました。が…そのスタバは、お店の中はまあまあスペースがあるのに、なぜかイスが1個もなく、立ち飲みテーブルか、窓辺の出窓部分に腰掛けるしかありませんでした。落ち着かなかったのでカフェオレだけ買って、通りがかりに見かけたオープンスペースのベンチに座って食べました。カフェオレはやっぱりコーヒーがうすいアメリカン仕様でした。氷で薄めたミルクの味しかしない。

チョコレートを買った後は、1本隣の通りにあるジョンマスターオーガニックにも寄りました。全体的に日本の40%くらいオフな値段で買えました、今は円高なのでもうちょい高いかもしれないです。

以前も使ったことがあるシトラス&ネロリのコンディショナーを買いました。洗い流さないトリートメントとして使ってます。優しい柑橘系の香りで、使うたびに幸せな気持ちになれます。あとはお土産にリップクリームも買いました。日本は値段が倍なのでビビります。

せっかくSOHOまで来たので、洋服でも見てみようとぶらぶらしてみました。工事現場なのですが、広告の写真との組み合わせが不思議だったので思わず撮ってしまいました。アメリカっぽいカラーリング。

セレクトショップを何軒か巡ってみましたが、ビビっとくるものは見つけられませんでした。LOOPY MANGOでは、かわいいマフラーなどが編めるキットなどが売っててときめいたのですが、キットなのに200ドルとか300ドルとかなので、この値段で結局作らなかったらもったいなさすぎる…と思ってやめました。

SOHO散歩もそこそこに切り上げ、またまた地下鉄で移動してユニオンスクエアまでやってきました。ここに移動してくるまでの地下鉄の駅のホームでiPhoneを落っことし、線路には落とすまでの勢いはありませんでしたが、ケースを割ってしまいました。おとした時にAmericanたちに「Oooohhhh…!!」と叫ばせましたが、平然とiPhoneを拾い上げて操作をしていると*2、「ラッキーって思ってるんじゃない(クスクス)」としゃべっているのが聞こえました。聞こえてますよ。

ユニオンスクエアの駅を出るとすぐにスクエアがあったのでちょっとだけぐるりとしてみました。やっぱりマンハッタンにはそこかしこに緑があることを実感しました。

ここに来た目的は、ホールフーズマーケットに行くことです。広場のすぐ目の前にあるはずですが、見つからなくてきょろきょろしました。よく見ると工事中のような鉄組の間からホールフーズの看板が見えました。わかりづらし。

お店は1階と地下があって、かなり広々しているので見るのが大変でした。山のように棚につまれたカットフルーツがなんとなくかわいかったので撮りました。後は探し物を見つけるのが大変で、写真など撮る余裕がありませんでした…

一人サイズのフルーツジュースがあったので買ってしまいました。青リンゴ、パイナップル、キウイのミックスジュースです。鮮やかな緑ですが、ホールフーズなら着色料じゃないだろう…と見込んで買いました。もしかしたらかなり酸っぱいかもしれないと思っていましたが、果物の甘みが酸味とバランスよく出ていてとてもおいしかったです。もう一度飲みたいくらいです。

朝ごはんで頂いたドレッシングも見つけました。Targetには置いてなかったのですが、ホールフーズならあるのでは、と来てみたのです。正解でした。10種類くらいあったので悩みに悩んだのですが、クリーミーでチーズたっぷりでおいしそうなCreamy Caesarにしてみました。シーザーサラダにかけるんだ…!と意気込んでたのですが、想像した味とはちょっと違い、チーズ気はまったくなく、酸味が強くていわゆるランチドレッシング(Ranch dressing)まんまでした。ちょっとがっかり。
そのほかお土産にお菓子や友達のベイベー用に離乳食パックなどを購入し、すっかり疲れきったので、荷物を置きたかったのもあって一旦ブルックリンに戻りました。次はちょっとこわい夜景観賞に行きます。

*1:止めるまで10個くらい言ってたので、キーライムと言ってストップさせた。全部おすすめだと言わんばかりの勢いだった

*2:日本でも良く落とすので慣れっこ