Day3 その2 ダイナー、チョコレート、コーヒー


ウィリアムズバーグの街並みを楽しみながらぶらぶら歩き、少し外れにあるDINERまでやってきました。ブルックリンはここから始まったと言っても過言ではないらしいカフェ&ダイナーです。マンハッタンの家賃高騰により、流れ出てきた人々が住みついたブルックリンで、周りに食事をする店が何もなかったので、自分たちで作っちゃう?といって作ってしまったお店らしいです。朝でもお昼でもない午前11時という微妙な時間でしたが、店内もテラス席も満席でした。

お腹は空いていないので、DINERは見学のみで済ませ、姉妹店である隣のMarlow&Sonsに入りました。こちらもカフェが奥に併設されているのですが、ブルックリン産の食べ物や雑貨を扱っているショップがあるのです。

カフェとは別に、ショップの中にコーヒーを飲むスペースもありました。カフェコーナー向けのディスプレイと黒板メニューがかわいいです。しかし肝心のショップの方は品薄で、次から次へと人が入ってくるので落ち着かず、早々にお店を出てしまいました。

ニューヨークのあさがお。心なしか日本のものよりシュっとしてる。

1本道をはさんだところにBrookFarmという、かなり好ましい雑貨のお店も発見しました。ナチュラルでシンプルで質が良くて…とかなりツボを付く感じでしたが、荷物になるものか高いものしか欲しい気持ちにならず、こちらでも何も買いませんでした。今行ったら、たくさん買うものがありそうなんだけど…

人気の少ない道路をずんずん歩いて行き、Moon River Chattelという雑貨屋さんにやってきました。

先ほどのお店にアンティークテイストをほんの少したらした感じです。こういうテイストもなかなか好きなのですが、新しい部屋は白で統一しようと決めていたのでこちらも見学のみで終了。

雑貨だけでなく服も見ておこうとちょこちょこ立ち寄りましたが、ヴィンテージショップで一番かわいかったのはantoinetteでした。コンディションもよくて新品かのようにクリーニングされていたけど、その分値段も高くてやはり見学のみでございました。

ブルックリン産のチョコレート。でお馴染のMust Brothers Chocolateの本店らしきお店を発見したので中に入ってみました。お店の中に工房があり、大きな鼻歌でカカオごごにょごにょしている職人を目撃しました。お客さんに目につくところでこのテンション…アメリカですのう…と感心しながらチョコレートを物色しました。

試食で置いてあったチョコレートがまったくおいしくなかったのですが、ジャケ買いでへーゼルナッツを購入してしまいました。ただローストしただけのナッツが70%カカオみたいなチョコレートの中にボーンとぶち込まれています。カカオからチョコレートを作ってるのはスゴイなーと思ったのですが、あんまり、おいしくないかも…。甘さにこびなくても味わい深さはあってほしいと思いました。
ホテルのオーナーさんによると、こちらのチョコレートも朝行ったフリーマーケットで売っていたらしいです。でもおいしくなくて、全く売れていなかったのだとか。そこから日本でも名が知れるようになるほどのチョコレート屋さんへは、どうやって変身できたのか興味深いところです。がっちりマンデー的な番組で特集してほしい。
そろそろ疲れて来たのでお茶をしようとblue bottle coffeeに入ってみましたが、結構な行列をしていた&中で座って飲むスペースがなかったのであきらめました…もうランチしようと思っていたお店に行ってしまえ。ということで、次はアンティークなかわいいベーカリーカフェに行きます。