Day3 その1 フレンチトースト、ドーナツ、ウィリアムズバーグ


3日目の朝はフレンチトーストからスタートです。土曜日のスペシャルメニューで出しているのだとのこと。土曜がスケジュールに入っていてよかったです。Americanから見たら控えめなこの量ですが、さすが日本人の胃をわかってらっしゃる!量であります。パンはふわふわでお腹にたまらず、甘さも控えめでした。これなら10時のおやつ食べられるー!と大喜びで出かけました。

今日の目的はBrooklyn Fleaという、ブルックリンで行われているフリーマーケットに行くことなのであります。地下鉄で行こうと思っていたのですが、歩いて10分くらいのところにありますよ、とホテルのオーナーさんに教えてもらったので歩いて行きました。おかげで公園のそばにある、かわいいFELIZという雑貨屋さんを見つけました。ドアを開けると、ドアのすぐ前の商品をしゃがんでつかみながら、お店の方とおしゃべりしつづけるマダムのお尻に行く手を阻まれました。しばらく待っていたのですが気付いてもらえず、えくすきゅーず…と言いかけたところで、TOCCAみたいなかわいいワンピースを着たお店の人にやっと存在を気付いてもらえて、道を開けてくれました。全体的にモノはお高く、残念ながら何も買えませんでしたが、かわいいものたちに朝から癒されました。

あまり早く行っても、お店は開いていないかも、ということでしたが、8割程度は準備完了してました。アンティークの雑貨、家具、手作りのTシャツやフードのお店がひしめきあってました。チビッコのピンクジャージかわいい。

かわいいレースやアンティークの帽子が並んでたり

思わず持ち帰りたくなるような食器や雑貨が並んでいましたが、荷物になるしな…とぐっとこらえて先に進みました。今日の目的はアンティーク品ではないのであります。

最大の目的は、ここのドーナツ!なのであります。DOUGHというお店のものです。もう少し先の地下鉄の駅の近くに、お店もあるのでそこに行こうと思っていたのですが、こちらのフリーマーケットにも出てると聞きつけて、フリーマーケットの雰囲気と一緒に味わえる!とやってきたのでありました。1つ1つのドーナツがとても大きく、レモンメレンゲとかブラッドオレンジなどのフルーツ系から、チーズケーキ、チョコレート&ココナツなどのこってり甘い系までそろったそそるフレーバーに目移りしました。しかもどれも1個$2.25くらい。日本だったら380円くらい取りそうな大きさだったので、安いなーと感激しました。当時のレートだと200円しない値段なのです。

悩みましたが、ホテルのオーナーさんがオススメしていたパッションフルーツを選びました。鮮やかなルビー色です。さっそく学校のおおきな階段に腰掛けてパクつきました。ドーナツはふんわり。グレーズはしっかり甘酸っぱく、フルーツの香りでいっぱいです。すごく大きいのですが、パクパク食べられてしまいました。NYで一番話題になってるらしいドーナツと聞いて納得です。さすがに今は食べられないなーと思いながらも、カフェオレフレーバーのドーナツも買ったので、こちらも食べるのがとても楽しみになりました。

ドーナツにはコーヒーでしょう。ということで、コーヒーのベンダーを探してみました。あ、あったー!と喜んだのもつかの間、ほんの少しだけ寒い日だったのでホットコーヒーをお願いしたのですが、機械が壊れてしまって、アイスコーヒーしか用意できないとの事でした。仕方なく、アイスコーヒー…。そして…おいしくない。酸味はあるし味も香りも薄いのです。アメリカのコーヒーはレベルの差が激しいなー、と思いながら半分までは飲みました。

フードベンダーはまだお店が全部そろっていないようでした。ピザ釜になるのであろう大がかりな機器を準備しているベンダーもありました。とりあえずドーナツが食べられたので満足して次の目的地に向かうため、地下鉄に乗りました。

ということでウィリアムバーグの中心地となるBedford St.までやってきました。同じ名前の駅がもう1つあり、全く何もないがらんとした方の駅で一度下りてしまうというハプニングもありましたが*1無事街の中心部の方までやってきました。街全体の雰囲気は確かにマンハッタンほどスレて都会でもなく、下北と代官山をミックスしたような感じでしたが、中心部は人も多くなんか原宿のような、だいぶ観光地化されたムードでありました。

それでも、少し道を外れると、そこらじゅうにグラフティであふれてたり

すごく雰囲気のあるビルがあったり

殺伐としたアパートが建ってたり

キュートな看板が壁に直描きされてたりと、自分の思い描いていたブルックリンイメージを満たすような光景はすぐに見つけられたのでした。
次はウィリアムズバーグお店巡りをします。

*1:同じく間違えたと思われる男子3人組と、出口を出てきょろきょろしてた…