Day1 その7 The One Hundredのかわいい部屋、おいしすぎるヨーグルト


マンハッタンからブルックリンに向かう地下鉄に乗ると、ブルックリンに渡るところでだけ地上に出ます。電車の窓の向こうに見えるブルックリンブリッジを撮ろうとカメラを向けていると、窓辺に座っていたショートカットのオシャレなブラックのお姉さんに怪訝な顔を向けられました。が、すぐに橋を撮ろうとしていることに気付いてくれて、少しよけてくれました。うわー優しいー!と感激して、撮り終わった後ありがとうの気持ちいっぱいを向けると、ニコッと笑ってくれました。惚れてまう…。NYの人はこんな風に、すぐにニコっとしてくれるから、なんか幸福な気持ちになってしまうのであります。

Pacific Streetの駅について地上に出ると、明日ちょうどオープンするらしいBarclays centerが目の前に見えました。記念公演はビヨンセの旦那らしいです。

歩き回ってすっかり喉が渇いていたので、Atlantic Avenueの駅にくっついているTargetというスーパーで飲み物を調達していくことにしました。広々としていて、食料品の他に、家電や日用品、洋服までそろってます。2リットルのペットボトルを探してみましたが、大きいものはこれしかないようでした…3泊では飲みきれる自信がない…

小さいペットボトルを探していると、見慣れた文字が見えました。おーいお茶とジャスミン茶です!買う人いるのかなー。値段は$1.5とかそれくらいで、円高の今では日本で買うより安い、という状態になっておりました。お茶でもいいけど、やっぱりアメリカンなモノを買おうと、小さめのレモネードを見つけて手に取り、気になっていたCHOBANIのヨーグルトも見つけたのでついでに買って行きました。

ホテルに到着してから、3階に上がって鍵を開けようと試みましたが、うまく開けられず、サロンで10分くらいオーナーさんを待ってしまいました。とりあえず買ってきたラズベリー味のレモネードを飲んでみました。ちょっと甘く人工的な味ではあるのですが、しっかり酸っぱいところが日本には無い味で、酸っぱい好きの自分にはツボでごくごく飲めました。

オーナーさんに鍵の開け方を教えてもらい、無事部屋に入ることができました。一番狭い部屋だったのですが、ドアを開けた時に目に飛び込んできたインテリアのかわいさにキュンとして、狭さへの心配も疲れもふっとびました。

窓辺には食事をするには充分な大きさのテーブルといすがありました。特に寒くも暑くもなかったので使用しませんでしたが、エアコンもついてました。

ベッドの向かいにはテレビとサイドテーブルがありました。こちらのテーブルの方を、ベッドにすわってよく使いました。

見上げると、ちょっと天蓋風なあしらいがしてありました。ベッドを囲んだりはできなくて、飾りに近いインテリアですが、見ていてときめきました。

ベッドはシングルよりも少し小さめですが、じゅうぶんな広さでした。花柄の掛け布団かわいいなーと思って、新居でも花柄掛け布団カバーを買いました。この花柄にネイビーを組み合わせているところが、青好きの自分にとってぐっときました。

部屋を入ってすぐのところには、1畳ほどのスペースにデスクと冷蔵庫が置いてありました。写真ではわかりづらいですが、ここの壁もネイビーなのです。パウダールームとして使うには充分な広さで、後ろではスーツケースも広げられました。机には地球の歩き方などのガイドブック、はさみ、爪切りなど、かゆい所に手が届くものが置いてあり、この細やかさ、さすが日本人オーナーだなーと感激しました。

ドアを出てすぐのところにあるバスルームは、隣の部屋と共用です。水色の壁がかわいすぎる。バスタブは浅いですが、体を充分に伸ばすことができて、水の出も問題なく、いつも清潔で心地よく使えました。

特に洗面所がかわいかったです。真似したいけど、さすがに難しい…

隣には共用のキッチンもあります。ここに置いてあるお皿やスプーン、フォーク、カップ、やかんやお鍋など自由に使って良いのです。ミキサーやホットサンドメーカーまで置いてありました!ヨーグルトを買ったけど、日本のコンビニのようにスプーンなどは付けてもらえないことを忘れており、どうやって食べようと思っていたところだったので、とても助かりました。

部屋に入って少しくつろいでから、買ってきたヨーグルトを食べてみることにしました。CHOBANIという、新しいベンチャー企業が作ったギリシャ風ヨーグルトです。乳製品メーカーでもベンチャーってあるの?!とビックリしていたので、どんな製品かとっても気になっていたのです。いろいろな種類があって迷ったのですが、ピーチにしてみました。

おいしそうな処理をして撮れなかったことを許してほしい。すこし固めの質感のヨーグルトの下に、これでもか!とピーチがたっぷりつまってました。食べてみると、濃厚で、まるでレアチーズケーキのようなヨーグルトに、自然な桃の甘みがからまって、めちゃくちゃ美味しかったです。今一番NYで人気があるのだというのもじゅうぶん頷けました。Targetでも一番いい場所に、かなり幅をきかせて陳列されていたのですが、納得です。この大きさとクオリティで$1.5くらいだったというのも素敵すぎます。日本では全く食べたことがなかったのですが、ギリシャヨーグルトってとっても美味しいんだなーと感動しましたです。日本にもCHOBANIがやって来てほしい…と切に願いました。でも成城石井とかで300円くらいの値がつけられて売られていたら引きますが…。
ベッドで少しごろごろして、Barclays centerオープンのニュースなどを見た後は、夕食の買い出しに行ってきます。