D&DEPARTMENTでやさしい色の出西焼のお皿を手に入れる


(大井町線めぐりつづき)オーボンヴュータンを出てから、駅とは反対方向に少し歩き、大きな道路沿いを自由が丘方面に向かってぶらぶら歩きました。車の行き来は激しいですが、人はあまり歩いておらず、気になるようなお店も全く目に付きません。しかし10分くらい歩くと、おしゃれボーダーひげめがねみたにな人種の方々がわらわらと出てくるお店がありました。目的のD&DEPARTMENTにたどり着いたことがわかりました。

1階はカフェで、2階がショップです。2階は空いたオフィスビルに商品並べて、次のテナントが入るまでの仮店舗みたいな雰囲気でいっぱいでした。家具や商品が雑然と並べられ、まるで倉庫のようです。しかし北野天満宮の市に行けば300円で売ってそうな、ガラス風のプラスチックの入れものに1200円の値がついているのを見て、ここが倉庫ではなくて目黒区のインテリアショップということを思い出させてくれました。

訪れた時に、ちょうど焼きものの中で一番好きな出西焼のイベントをやっていました。欲しいものはいっぱいあってとても悩んだのですが、和菓子にも洋菓子にも使えそうなクリーム色がやさしいお皿だけ買いました。後で知ったのですが、柳宗理ディレクションのお皿だったようです。お皿のフチがざらざらして汚れがしみ込みそうだったので、使う前に米のとぎ汁につけてから使いました。汚れてもすぐにふき取れるので、とぎ汁パワーを感じました。
しかし未だにあれも買えばよかったかな…と後ろ髪ひかれるものがたくさんあったので、いつか出西窯まで行って、大人買いしたいなーと野望を持ち始めました*1。窯まで行けばもうちょっと安く買えるのでしょうか。このお皿と最後まで迷った、水色とクリーム色のツートンのお皿は、出西焼ではなくて鳥取県因州・中井窯のものらしいことが判明したので、ついでに鳥取にも行っておきたいと思ってます*2

*1:島根は3大お菓子処だし、出雲大社行ったことないし

*2:足立美術館行きたい