紅白きんとんと和三盆の干菓子


今回は二色の新年ぽい色合いの薯蕷きんとんでした。この2つの色をどう組み合わせているのかというと、それぞれの色で1個つくったものを半分に割ってくっつけてます。あんこの柔軟性に感動します。嘯月の繊細なきんとんを見た身には、このもっさりきんとんの不細工さが辛いです…。教室の材料で作るきんとんは美味しいのですが、あんこ&あんこ&大和芋なのでやっぱり甘さがもっさりだなーと感じてしまいます。早く1から作れるようになって、もっと変な味のきんとんなどを作ってみたいです。

もう1つは100%和三盆を使った干菓子です。見た目のもさもさぶりに、ショボンとします…。これはきれいにできた干菓子に、崩れた干菓子の残骸がふりかかったためでございます。型に入れて取りだす作業はとても面白かったですが、和三盆が乾いてきているのに、ケチって最後まで作り続け、最後のほうの作業をかなり適当にやってしまった結果でございます。しかし見た目はアレですが、和三盆の上品で甘い香りのとりこになってしまいます。この味を知ると余分なものが入ったもさもさ干菓子はもう食べることができません!亀末広の箱に入れて、それっぽく置いておいて満足しました。