最近聴いてる音楽とか:Perfume、The Weepies、トラノコ

JPN(初回限定盤)(DVD付)
無事初回版を手に入れたPerfumeのJPNは、いまだにPowerPlayなのであります。待った甲斐があってどの曲もほんとにすばらしい。

でも特に良いのはやっぱり「ねぇ」かなーと思います。ギター至上主義者の自分でも、このバックトラックには「カッコいい!!!」と思わずにいられません。でも一番PVを見たかったのにDVDに入ってなくてショックでした。このオンタマのライブを見つけて自分をなぐさめました。イントロの足をクロスさせるダンスもかっこいいです。Perfume見てるとほんとに癒されます。Perfumeみたいにいつもニコニコしてる嫁がほしい。
曲はどれもすばらしいんですが、歌詞は彼からメールくるから携帯握って寝るだとか、この恋は負けたくないだとか、彼氏と食べようと思ってた評判のプリンを買いに行ったんだけど見つからないのーだとか、「ちょっと彼氏に依存しすぎじゃないのかしら?」とお母さん心配になりました。でも大学生の時の恋なんてこんなものなのかしら*1。ystkがちゃんと本人たちの年齢を考慮して書いてるのかもしれないです。あーちゃんがystkに歌詞を書かせてくれと要求した、という話をどこかで見ましたが、それが実現されてたらきっとこういう乙女な歌詞にはならないんじゃないかと思ったりもします。いきものがかりもそうですが、男子の方が女心をつかむ歌詞を書き、女子はもっとアーティストになろうとする歌詞を書く。

この歌詞を後ろの男子が書いていて、ボーカルの子がその歌詞がを歌うのが少し恥ずかしいと言っていた時の衝撃ったら。でもボーカルの子が書いた「月とあたしと冷蔵庫」の歌詞を見て「ああー」と納得したのですが。「月とあたしと冷蔵庫」は名曲なので貼りたかったのですが、ご本人映像が見つからなかった…。

話がだいぶそれましたが、JPNの中ではスパイスも好きです。この曲を聴くために深田恭子のドラマを見ていたことを告白します。PVがだいぶ女子受けを狙い気味になりましたね。
Say I Am You
それから貸してもらったThe WeepiesもPowerPlay中です。全体的にメランコリックなのですが、それだけじゃなく、メロディがキャッチーなので胸にぎゅっときます。「ネオアコ」と呼ばれていた音楽の良いところを継承して今のテイストを入れた感じ。

中でもお気に入りなのがこの曲で、歌詞含めてセンスが良すぎて聴いてるとぎゅーぎゅーきます。歌い方も歌詞も淡々としているのに、色と季節の情景がリンクして、とても切ない気持にさせられるのであります。曲の構成も、verseのメロディが全部違ったりして練られてるんです。センスの固まりなのにそれを感じさせない素敵な一曲です。
Be My Thrill
こちらも借りました。メランコリックさはだいぶ減ってポップになりましたが、やっぱり好きな感じです。リズミカルな曲やドリーミーな曲があったりで音楽性が広がっているんだなーと思いましたです。

最後はここ3,4日の超PowerPlay曲、秦基博のtoranokoです。「バラードをきれいに歌う人」というイメージはあったんですが、こういう曲も書くんですね。自分はこういう感じの方が好みなので初めて興味を持ちましたです。でも超PowerPlayになったのは、曲だけじゃなくてPVのトラの力がだいぶ大きいです。どうしようもなくかわいいんです。このトラは動いているところを見ないと魅力が伝わらないので、ぜひ動画を見てみてください。

トラはドラマーらしい。I LOVE YO…と書きかけて照れて消して、肩で息している様に胸ときめきすぎます。あとYouTubeでは見られませんが、虎穴から出て来た時の(キリッ)とした表情ですらかわいいです。ラップ部分はRADかとも思いましたが、トラがふざけてるのでやっぱりかわいいです。気になる方はぜひPVを購入して見てみてください。この曲、ノド飴のCM曲として依頼されて作ったようなのですが、こうしてトラノコのPVで見ると、商業的な匂いは全く感じさせず、ちゃんと彼の伝えたいことがあって作られた曲だと感じられるのが素晴らしいです。

でもCM見ると、ちゃんとクライアントの意図もかぎ取って作っているんだなと感じさせます。才能ってこういうことを言うのですね…。Augustaはこういう「ちゃんとした」曲が書けるアーティストを見つけてくるのがほんとうまいなー、と感心します。でもキャンプに行くのはちょっとつらいかも…。

*1:遠すぎて忘れた