4日目 その2 二月堂で街を見下ろす光景を 京都・奈良2011


この鹿どこまで行くのかなーと少し着いて行ってみると、教科書で見たことあるような建物を発見しました。あー!これ噂の(?)校倉造だー*1!と思って写真を撮ってたら、着いて行っていた鹿を見失ってしまいました。

しかし建物がいろいろと続いていたので、少し先を歩いてみると、ふと見上げたところに奈良のガイドブックで見慣れたちょうちん?がぶらさがっている建物を発見しました。行きたかった二月堂でした。ここまで来るのにも結構な斜面を上ってきていたのに、二月堂に入るにはさらに階段を上らねばならず大変でした。体力のない人は覚悟したほうがいいです。

やっと二月堂のメインバルコニー?までやってこれました。苦労した甲斐があって、奈良の街を一望できる清々しい景色を見ることができました。空にはひこうきぐもも描かれてます。

二月堂は夕暮れがとても美しいらしいのですが、日が暮れるまで待っていると帰りの新幹線に乗れなさそうだったので、人の少ない午前中に来ようと思っていました。予想通りそれほど人はおらず、しばらく待っていれば気を使わず、自由に写真を撮ることができて快適でした。

建物の真ん中には、「二月堂」を文字の入ったどっしりしたちょうちん?がさがっておりました。

しばらくバルコニーで街を見下ろしてゆっくりし、今度は上ってきた階段と反対側の階段を下がって行きました。途中椿がぶら下がっている木を発見して思わず撮りました。この旅ではたくさん椿の花を撮っております。

二月堂に行く場合、この雰囲気のある階段を上って行くのが普通のルートなのですが、鹿のおしりを追いかけて反対側から上がっていってしまった自分は下がっていくのみです。この階段を上る時のわくわく感を味わえなくてちょっと淋しい。

下の方のみですが、二月堂の建物はこんな感じです。木がいい味出してる。

下りてきた階段を振り向いて撮ってみました。確かに二月堂へ向かうわくわく感も味わえそうですが、えー!これ上るの?というしんどい気持ちも味わえる感じです。

さらに下りると、こんな雰囲気のあるアプローチが続いています。ふつうのルートはこんなに楽しみながら道を上がってこれるのだと知って、つくづく失敗したと思いましたです。

雰囲気ある小道沿いには、雰囲気のあるアイテムをたくさん目撃できます。ひこうきぐもと柿。奈良といえばなんか柿のイメージが強いです*2

二匹の小鳥と花。鳥のもさもさ具合いがかわいい。

ひこうきぐもと瓦。平行線気味。
小道の散歩を楽しんだ後は、いよいよ奈良名所の大物に会いに行きます。

*1:not正倉院

*2:食べると法隆寺の鐘が鳴る