4日目 その1 奈良公園で鹿とのふれあいを 京都・奈良2011

夜更かしをしてテレビを見た次の日は、いつもより少しだけ遅めに起きました。プチメックで購入したパンを食べるのに合わせコーヒーを飲もうと1階に取りに行くと、1階のレストランがビュッフェ会場となっておりました。すっかり忘れていましたが、コンフォートホテルに無料の朝食が付いてたんでした。コーヒーをもらうついでに覗いてみると、パンだけではなくてソーセージやスクランブルエッグ、スープやヨーグルトにフルーツなどなど、無料にしてはかなり充実した朝食となっていました。それどころがおにぎりやお味噌汁まで並んでいました。ホテルの周辺にはモーニングが食べられそうなお店もなかったので、プチメックのパンがなければ、かなりありがたいものとなっていたと思われます。ただ、ちょうど行った時はかなり年齢層の高い団体ツアー客で席のほとんどが占められていたので、相当居心地悪そうでした…。コーヒーやお茶以外の飲み物や食べ物は部屋に持ち込めないようだったので、パンを買っておいてよかったです。部屋でZIPを見ながらゆっくり朝ごはんを食べられました。*1
朝ごはんを食べ終わってから、まずは奈良駅前のバスロータリーに行きました。20分ほど頑張れば、歩いて観光スポットが集中する場所へ行けそうでしたが、歩きまわることが予想されたので体力を温存するために、最初だけバスに乗ることにしたのです。目的のバスはすぐにやってきたので乗り込みました。奈良のバスは前払いだったので、京都・奈良とセットで旅行しに来る異国の方は戸惑うのではなかろうかと思いましたです。程無くしてバスは発車し、5分ほどで近鉄奈良駅前を通りすぎました。そして奈良県庁の前を通り過ぎた時に衝撃的な光景を目撃しました。
鹿が…数匹の鹿が県庁の植え込みの草をはむっているのです。この日は平日だったので、ふつうにスーツを来て出庁する人々がいたのですが、東京でも横浜でも見られるような日常的な光景の中に、唐突に鹿が存在しておったのです。鹿が日常的に存在することに対しての奈良県民の自然な態度に、心の動揺を隠せずに釘付けとなってしまいました。

しかしそんな数匹の鹿など、軽いジャブでした。国立博物館のバス停で下りて奈良公園に突入すると、もう視界には、鹿が存在する光景しか広がりません。

むぎゅー
とした顔をしているがたぶん寝ている。気持ち良さそう。

手前の子はねぼけまなこ

ちびっ子は早起きで駆け回っておりました。柄かわいい。バンビバンビ。

そして少し公園の斜面を上ると、もうこんな風景になってしまいます。街でいちばん栄えている駅から数十分歩けばこの風景とはほんとにすごい。盛岡だって小岩井農場には歩いて行けないのに。

アンニュイな鹿を発見

近づいてみても逃げないので正面顔を撮ろうとカメラを向けてみたら、「写真はやめて」と言わんばかりに顔を背けられました。数匹試してみましたが、みな同じ反応でした。鹿さん敷居高けぇ。と思いましたが、たぶんフラッシュ炊いて撮る残念な人がいるので、フラッシュへのトラウマがこうさせるんじゃないかと推測しました。

さらに公園の中に入るとこんな美しい芝生が広がってます。この広々とした気持ち良さは、NYのセントラルパークを越えました。奈良すごい。根岸の森林公園がとっても小物に思えます。

しかも少し紅葉している木々もあって、色どりも美しいです。青い空、緑の芝生、紅葉した樹木、歩きまわる鹿。良い季節にここにやって来れました。

さらに山深く進むと、こんなイチョウのじゅうたんを朝日が照らしていまし。神秘的。

イチョウの写真を撮ってたら、後ろから1匹の鹿が緊迫感なくブラブラ歩いてきました。なんという気ままライフ。鹿のしっぽってこんななってるんですね。
次はこの鹿の後を追いかけながら、観光名所の1つへと参ります。

*1:関西のZIPは関根真理や枡くんが途中から全く出てこず、完全に関西仕立ての人選で番組が進んでたのでビックリ