3日目 その1 北野天満宮の骨董市で陶器とカゴを 京都・奈良2011


狙ってたわけではないのですが、この日は25日。25日といえば、毎月北野天満宮で骨董市をやっている日なのです。京都では幾つかの市が毎月行われていますが、うまくタイミングが合わず、行けたことがありませんでした。今回は絶対外せない!と朝は昨日買ったケーキで済ませ、8時半には北野天満宮までやってきていました。参道には食べ物系の屋台がひしめきあって、いろいろな美味しそうな匂いを充満させてました。

骨董市を巡る前に、北野天満宮もなかなか紅葉がきれいなようなので、少し観光しておくことにしました。相変わらず重厚感たっぷりの門構えです。

前回来た時は雨にぬれていたこれ(本名知らず)も、快晴の下で、ひときわキラキラ輝いてました。まぶしすぎる。

北野天満宮の中に入るのは無料なのですが、紅葉の名所とされているもみじ苑は有料なのでありました。でも「茶菓接待付き」で600円とはなかなかお得です。本当は時間があったら有料でも見たかったのですが、オープンは10時。骨董市を見ていたら1時間半くらいは時間はつぶせそうでしたが、10時から予定があったので泣く泣くあきらめました。今回は入り口だけ。

建物の作りは本当に美しいです。こんな繊細で素晴らしい意匠をもった建物が無料で見られるなんてすごいです。異国の観光客の方がたくさんいたので、やっぱり京都に来たら外せない名所ですよねーと勝手に頷いてました。

神社仏閣でこのブルー系の色使いは新鮮です。朱色をがつんと合わせるあたりは、ちょっとChinaっぽい気も…

いちょうの黄緑を照らす朝日が気持ち良いです。

ちいさな祠を紅葉が囲んでます。かわいいです。

大好物の実ものは見逃さない。赤×紅の組み合わせも良いですな。

ハトたちも気持ちよく食事中。

この色の組み合わせも気持ちいいです。天気が良くてほんとによかった。

天満宮の中を満喫して横道に出る門をくぐると、そこから骨董市はもうスタートしてました。最初はその道沿いにしかないと思いきや、外の道路もぐるりと回って続いていて、とても見きれませんでした。さくさく見れば1時間で見終わるだろうとの計算は甘かったです。結局途中で引き返して、目星をつけていたブツを、大慌てで回収しました。

1つ目は門を出てすぐのところにあったお店で、北欧のデッドストックらしいカゴをゲット。よく見たら白のビニールテープの所が汚れていたのでちょっとがっかりしましたが、500円だったのでまあいっかと思えました。中が少しがさがさしているので、内布をあててあずきのチカラ入れに使いたいです。

同じお店でくすんだピンクとブルーの小皿も手に入れました。裏の欠けが少し激しいですが、2つで200円でいいと言われたので、まあいっかと思えました(2回目)。和菓子をのせるとかわいいと思うのですが、食べ物をのせるのは少し抵抗があります。ビーズとかアクセサリー入れが良いかも。

別のお店では、いろいろな種類の小さな器の入った木箱から、好きなものを3つ選んで1000円という器たちを買いました。結構種類がたくさんあって、どれを選ぶかで燃えました。ふちがピンクで中が花びらみたいになっているやつが一番先に目について、あとの2つはついで買いだったのですが、今は内側が金になっている器を一番気に入ってます。

こんな風に小物を飾るととてもかわいいのであります。くすんだ金とピンクの組み合わせはかわいいです。
この他にもアデリア60のガラスの小判皿が2枚100円と破格値で売ってたりしたんですが、買おうと思って回った時にはやっぱり売り切れてました…。それから自分は2500円で買ったみん平焼の小皿が1300円で売ってたりもして悔しかったです。噂通りお安い骨董市を体験してしまったので、今後はよっぽど良いセレクトでない限り、お店で骨董を買うのが馬鹿馬鹿しくなりそうです。そういえばカフェ部長が昔働いてた某アパレルのショップで、骨董市で数百円で仕入れた器に、万に近い数千円の値を付けて売っていたらしいという話を聞いたような。ちなみにそういう人たちは、朝5時だか6時からスタンバイして、お店の人が荷解きすると同時に買って行ってしまうそうです。
リーズナブルで素敵なブツを手に入れて満足した後は、「日本一の和菓子屋(by美味しんぼ)」に予約を入れていた和菓子を引き取りに行きます。が…時刻は既に20分前。たぶん間に合わない。と思いながらバス停までダッシュしました。