1日目 その10 シトロン・サレでブルーチーズハンバーグを 京都・奈良2011


四条まで戻った後は、ホテルとは反対方向に少し歩いてシトロン・サレというカフェにやってきました。元々はシトロン・シュクレという、レモンを使ったお菓子をメインにしてるというカフェを、何という俺得なカフェなんだとチェックしていたのですが、ホテルの近くに「ブラッスリーカフェ&トゥレトゥール」というテーマの系列のカフェがあると知って行ってみることにしたのです。

1階はパティスリーのようでショーケースがドンと構えており、カフェの利用だと告げると2階にあがるよう案内されました。2階はカウンターとテーブル席が中心で、3階はソファ席が中心となるようです。

とりあえずお腹がすいてたので、食べ物メニューで目に付いたブルーチーズハンバーグを頼みメニューを閉じたら、「ワンドリンク制です。」と厳しい口調と言われてしまいました。あ、ああ…そうですね、ブラッスリーなのに飲み物も頼まずスイマセンと思い、ワイン飲めないのでペリエを頼みました。やってきたペリエをそのまま撮ったのが上の写真ですが、「ん?」と思いました。
ビンには全くふれていないのに、すでにキャップが開かれてリングが下に落ちている…。ためしにキャップを開いてみたところ、新しい炭酸水を開けたときの小気味よい「シュッ!」という音は一切せずにスルっと開きました。ビンが使いまわしされているところに最高に萎えました。別にこのかわいいグラスに直接入れてきてもらって一向にかまわないのに…と思ってしまいました。
そのほか自分がペリエを頼んだから水が出てこないのかなーと思ってましたが、隣の席についた人たちに長いこと飲み物が出て来ず、その間水も出されないところを観察して「このお店ケチなんだな」と思ってしまいました。実際は違うかもしれませんが思わせられてしまう。一人だとヒマなのか、細かい観察とかしてしまってスイマセン。

やってきたブルーチーズハンバーグは、野菜のつけ合わせもたくさんで、乙女心がわしづかみにされました。ドレッシングもかかっていないようなので、味はちゃんとついてるかなーと心配しましたが、全く無用で野菜の味がしっかり生かされる、シンプルな塩味がつけてありました。付け合わせながら、野菜のグリルとしてレベル高いです。野菜に感激しすぎたせいか野菜の方にピントがあってます。
肝心のハンバーグの方もおいしかったです。チーズがとろーと出てくるようなタイプかと思いましたが、見当たらないのでとりあえず口にしてみたところ、お肉の中にブルーチーズが惜しげもなく練り込まれていることに気付いてちょっと感激しました。クセの強いブルーチーズですが、お肉の臭みを消すのと、味にコクを出すのにしっかり生かされている気がします。

パンは別でしたが、130円とかなりお手頃でした。プチな量を見て値段に納得しましたが…ハンバーグとフレンチフライがボリューム満点だったので、パンの量がちょうどよかったです。ほんのりあたためられたパンはハンバーグとぴったりの風味でおいしかったです。
いろいろ感じ入るところはありましたが、料理がおいしいのでまあいいかーと幸せな気持ちでホテルに帰りました。2日目の朝はまずはモーニングを食べに行きます。