さつまいものたっぷり入った浮島と柚子まんじゅう


今週は和菓子のレッスンがありました。1つ目は浮島と呼ばれる、蒸してつくるカステラのようなお菓子です。裏ごししたたっぷりのさつまいもと、小麦粉や上新粉を合わせて生地を作るのですが、さつまいものしっとり感がありながらもふわっと軽い食感なのでびっくりしました。一番下は大納言、その上の黄色いのは栗の甘露煮です。もうちょっと具がきれいに出るように並べたかったのですが、うまくいきませんでした…。カステラ部分のオレンジは着色料を使用しています。何故オレンジにしているかというと、紅葉をイメージしているからであります。おいしいのですが、大納言などの味が強い気もするので、もう少しカステラ部分が際立つような具の組み合わせでも良いかもしれません。このお菓子を作る時に限らず、さつまいもは一晩水にさらすと、口当たりが格段に良くなるとの話を聞いたので、今度料理に使う時に試してみたいと思います。

もうひとつはヤマイモを使った薯蕷饅頭です。上生菓子のセットに白くてつるんとした薯蕷饅頭が入っていたら、見た目がつまらないので絶対に選ばないですが、作るのはとっても難しいのです。初心者はきれいにあんをくるめないので、柚子の形をかたどって見た目をごまかします。色は着色料ですが、柚子ペーストが入っていて、一口かじるとふわっと柚子の香りがします。皮の部分はヤマイモのもっちり感とふんわり感があっておいしいですが、やっぱり餡の甘さの方が際立ってしまうので、早く自分で餡を炊けるようになって、いろいろな味にして遊んでみたいです。

今回はかなり手早く餡づつみできましたが、蒸したら割れたりしてやっぱりまだ腕がないな…とショボンとしました。半年くらいしたら少しは満足できるブツが自分の手から生み出せるのでしょうか。なかなかうまくいかないけど、作ることはとっても楽しいです。