1日目 その7 新堅町商店街で素敵なものをお買いもの 金沢2011

近江町市場の前のバス停からバスに乗り、まっすぐ進んで片町で降りました。片町を降りてすぐ始まる堅町ストリートには、東京にもある、10〜20代向けの服のショップなどが並んでました。通りはきれいでお店もたくさんありましたが、ゴールデンウィーク最終日夕方とはいえ、あまりの人のまばらぶりに、やっぱりちょっと地方感を感じてしまいました。

しかし目的は堅町ストリートではなく、通りの最後まで行って向こう側にある、こちらの渋い新堅町商店街の方なのであります、新とつける意味がわからんと思えるほど寂れ感たっぷりです。

でもこちらの方には、もの好きのハートをくすぐるお店がたくさん並んでいるのです。古くて渋い家にモダンな店舗がハマりこんでます。ここはphonoという北欧系の家具を扱っているお店です。いいなあと思うソファもありましたが当然買えず。北欧系にまざってアフリカンテイストの食器なども置いてました。

作家さんの作品を扱っている、ギャルリノワイヨというお店です。せっかくなので、ここでしか買えない陶器や皮製品などを買いたいなーと思って訪れてみたのですが、「これいいな」と思うものは陶器ばかりで、「いいな」レベルでは買うにいたらず。しまうところがもうないので、どうしてもコレ手に入れたい!レベルに達するまでは買えないのです。

こちらはtaffetaというお店です。作家さんの陶器などのほかに、洋服も扱っていました。刺繍のかわいいピンクッションや、刺繍枠に入った刺繍作品がとても目に付きました。ここでは赤い花のような模様が入ったコーヒーカップを買おうかどうしようか最後まで悩みましたが、コーヒーカップはたくさんあるからな…と最終的にはあきらめました…。

benlly's&jobは今までのお店のギャラリー感と違い、カラフルな文房具やバッグなども置いてあり、カジュアルな雑貨屋さんといった感じでした。真っ平らでくすんだラベンダー色のお皿が、ケーキをのせるのに良さそうだな…と購入しようとしましたが、よくよく見るとグレーラベンダーといった感じでグレーが強かったのでやめました。ラベンダー色が強かったらたぶん買っていた。

ここではいびつなドットがはらはら降って来る雪のようでかわいいハンカチを買いました。このブルーグレーにもよわい。

そのほかパーラーコフクなどのカフェのような居酒屋さんもありました。商店街はそれほど長くなかったので、予想よりはあっさり買い物が終わりました。結局手に入れたものがハンカチだけなので、はじけ足りない気持ちで後ろ髪ひかれましたが、夜も更けてほどよくお腹がすいてきたので夜ごはんを食べに行くことにしました。
夜ごはんは竪町ストリートに戻って、ふるおぶという大好物の古民家リノベカフェで食べようと思っていたのですが、運悪く貸切の札がかかっていました…。しかし、「女性二人が始めたお店」みたいな手作り感を期待していたのですが、店先の雰囲気に商業っぽさを感じたので、ここは別に来なくても良いかもと思ってしまいました。後でネットで検索したところ、途中で経営者が変わってしまったようですね。商業臭を感じたのもあながちハズれてはいないのかもしれませぬ。
カフェで夜飯できなくなったので、次はもう1つの夜ごはん候補だった金沢名物カレーを食べに行きます。