1日目 その3 むずかしい金沢のバス、長町武家屋敷跡 金沢2011

金沢は小さな町で、主な観光名所もきゅっと町の中心に集まっているので計画は立てやすかったです。頑張ればどこも歩いて行けそうな範囲でしたが、歩き過ぎて疲れるのを防ぐためにバスを活用することにしました。ホテルでは1日1000円で自転車のレンタルもしてました。たぶん自転車でもじゅうぶん回れると思います。

ホテルから歩いて30秒のところに駅前のバスターミナルがあり、バス相談所みたいな窓口があったので、そこで1日フリー乗車券を購入しました。大抵のバスの運賃は200円なので、3回乗れば元が取れます。お得です。しかし、使う日付をコインでこするという、とてもアナログな紙のカードだったのでちょっとビックリしました。運転手さんに見せるだけで良かったです。
乗車券と一緒に渡されたパンフレットは、城下町金沢周遊バスのものしかもらえず、いろいろなお店に行きたかった自分には物足りなかったので、路線バスの路線図もせしめました。でも…このバス停に行く路線は何番??ということが知りたかったのに、あっさりした図で全くわかりませんでした…。HP見ても全くよくわからないのであります。結局駅前のターミナルではバス検索システムで毎回自分の行きたい名所のバス停に行くバスの番号と何番乗り場から乗れば良いか確認してから乗り、各バス停ではバス停に貼ってある路線図を見て、行きたいバス停に何番のバスが通るか確認してから乗ってました。金沢のバスはわかりづらいと言いますが、わかりづらいのではなくて京都みたいなきっちりしたバス路線図がないから、可視化できずわからないのだと感じました…。ちなみに兼六園シャトルや周遊バスなど観光向けバスは、一方通行で決められた名所のあるバス停しか回らないので自分はほとんど乗りませんでした。

まずは長町武家屋敷跡に行こうと、香林坊というバス停に行くバスを探して乗りました。香林坊を通るバスは多かったのですぐに乗りこめました。香林坊というバス停が2つあるというアナウンスに、エーーと思いながらもとりあえず最初に止まった方で下りてみました。泊まる候補に入っていたエクセルホテル*1の横の道を奥に進みます。そして武家屋敷跡とは何も関係ない路地裏を撮ったりする。

老舗記念館の建物にたどり着きました。この辺りからが武家屋敷跡です。江戸時代にこの辺りに武士が住まいを構えていたいう界隈です。

用水路の水のせせらぎ音と、石畳がとても良い雰囲気をかもしだしてます。観光客がたくさん歩いてなければ、落ち着いて静かな住宅街といった感じでした。

のれんが印象深いあめの俵屋を発見しました。本店はひがし茶屋のほうにあるらしい。支店なのでのれんも小さめです。

こういう街並みの向こうに北國新聞の大きなビルが見えたりします。北國は「きたぐに」ではなくて「ほっこく」と読むようです。

名所なのですがふつうの住まわれている方もいるので、突然こんな建物も現れたりしておもしろいです。

用水路があるおかげなのか、水辺のおだやかな街の空気に和まされます。赤い実をつけた木がかわいいです。

おいしそうな焼き菓子が気になっていた、茶菓工房たろうのお店を発見しました。気になるお菓子がたくさんありましたが、お土産は最終日に買おうと、この日はチェックするだけにしておきました。
次は、このお店の隣にある、お宅にお邪魔します。

*1:飛行機の人は駅前に泊まるメリットが無いので、香林坊あたりに泊まるのがおすすめです。空港行きのバスも止まる。エクセルホテルは真横にスタバがあってうらやましかった。