Day2 その5 サン・ラザール駅、オペラ座、パリ証券取引所 Paris2010

今回のパリは日程も短いので、パリ市内だけを観光しようと考えていたのですが、一日くらいは日帰りで遠出もしとこうかなと思いたち、行き先を検討しました。まず候補にあがったのがモンサンミッシェルだったのですが、モンサンミッシェルで素晴らしいのは日の出と夕暮れらしいということを聞きつけ、日帰りではそれらは全く満喫できないと判断しあきらめました。いつか1泊できる日程が組めたら行きたいと思います。
そして次に候補にあがったのがジヴェルニーです。モネが晩年に「睡蓮」を制作した家がある地です。庭に花があふれる写真に心ひきつけられたのと、オランジュリー美術館の「睡蓮」を見に行くつもりならば、絶対に先に訪れておいた方が良いという話を聞いたので、ぜひとも行っておきたいと思ったのです。半日でパリに帰って来れる距離であるのも魅力的でした。

ということで、初めてバスに乗って、ジヴェルニーに行くための切符を買いにサン・ラザール駅に行きました。出発直前に購入するのは焦りそうだったのと、どこから乗れば良いのか、なども事前に確認しておきたかったので前日にやってきたのであります。サン・ラザール駅は街並みと同じく歴史ある風情でしたが、やたら工事中だったのが萎えました。

ジヴェルニーに行くにはSNCFと言うのに乗るらしいです。RERとのすみ分けがいまひとつわかりませんが、たぶんRERよりさらに郊外なのがSNCFと勝手に解釈します。サン・ミッシェルから乗ったバスの降り場から一番近い入り口から、一番遠い場所にSNCFの切符売り場がありました。自動券売機はなく、窓口で購入しなければならないのです。
行列はあまり長くなく、10分待たずに窓口で対応してもらえました。窓口のマダムはきれいな英語で話してくれます。ジヴェルニーに行きたいと言うと、マダムも慣れた風で「片道?往復?」と聞くだけであとはささっと切符を発行し、ジヴェルニーまでの電車とバスの時刻表がのったパンフレットもくれました。ヴェルノンという駅で降り、そこから直通のバスでジヴェルニーに行くのですが、乗り継ぎがちょうど良くなる時間だけ掲載されていました。朝一の電車で行ってお昼に帰って来るのがちょうど良いなと決めて、明日の遠足に備えました。

駅を出た後、メトロに乗ろうとオペラ座の前までやってきました。街のど真ん中にあるオペラ座の存在感は圧倒的です。

上にシャチホコ的な何かが乗ってる。

次は初めてのメトロに挑戦です。NAVIGOをかざしてバーを押しながらスルッと中に入れました。最初は緊張しましたが、1度乗ればすぐに要領はつかめました。

メトロに乗ってBourseにやって来ました。Bourseとは、パリ証券取引所のことです。ここにやってきたのは、行きたかったサロン・ド・テが一番近い駅だったからです。
しかし、ipadのマップへのメモの位置を間違えたらしく、この辺りをうろうろしまくりましたが、一向に目的のサロン・ド・テは表れません。途中であきらめて、次はどうしようと適当に歩いてみます…。