Day5 その2 カイルアの街とビーチまでの道と鎌倉 Hawaii2009


シナモンズで朝ごはんを食べたら、次の予定まで少し時間があるのでカイルアビーチまで散歩してみることにしました。本当は「天国の海」と言われている隣のラニカイビーチまで行ってみたかったのですが、ラニカイへは1時間半に1本しか来ないバスを使わないと行けない距離らしく、昨日のバスの失敗を思い返し、バスで冒険せずに歩いて行けるカイルアビーチに行こうと決めたのです。しかも泳ぐわけでもないのに、1時間近くバスを待って海にいるのもキツイなあと思いましたので。

しばらくは道幅の広い道路が続くのですが、車も少ないし、歩いている人にいたっては自分以外ほとんど…いや全くいません…。しかしまわりの空気があまりにものどかで、異国なので気を引き締めて歩かなければという気持ちがすぐゆるんでしまうほどです。

南国な木々の隙間にはためく星条旗です。

90年頃のキューピーのアメリカンなマヨネーズの広告シリーズが大好きで、切り抜きを集めてたら「アメリカンマヨネーズストーリーズ」という写真集が出たので飛びついて買い、それを眺めてはアメリカの鄙びた田舎の街に少し憧れを抱いていたのですが、そんな夢見た街がここにあるなあと思いました。


そのうち道幅がせまくなってきて、住宅街へと突入しました。どこかの家の庭のどことなく日本風の樹木です。

アメリカンなポストです。番地、読みやすい。

バナナの木かなーと思ったのですが、バナナ部分が風にそよいでしゅわしゅわしすぎている。何の木かよくわかりませんでした。

生で見た印象は、「原色の色鮮やかな花々を庭先にこんなたくさん植えてて、さすがハワイだなー」だったのですが、写真で見るとたいして色鮮やかでもないですね…。角度が悪いのかもしれない。

この先をもう少し歩いていくとビーチ、なのですが、さっきから歩いていてどこかの街に似てる…どこだっけ??とずっと悩んでいたのがこの道に入ってやっとそれがどこかわかりました。後ろは山で、海に出るまでの(ちょっと高級)住宅街の細い道を歩いていく辺りは人通りない…鎌倉だ!正確に言うと鎌倉というよりは七里ガ浜とかあの辺の雰囲気と似ているのですが。カイルア=原色の鎌倉(江ノ電沿い)。
ハワイと鎌倉が?そんな馬鹿な…と思われるかもしれませんが、そう感じたのはわたしだけではないらしく、カイルアにあるムームーヘブンというビンテージのムームーをリメイクしたかわいいドレスを売っているお店が、「カイルアに雰囲気が似ている」ということで七里ガ浜に2号店を出店したそうですよ。なのであの感覚には間違いはないと確信したのです。残念ながらいまだに日本のお店にも行けてないのですが…。

ビーチ近くの駐車場にはこんな植え込み。

空の色と、鮮やかなローズの色のコントラストがきれいだなあ、そしてそこに電線。と思って撮りました。

ついに街から25分くらい歩いてカラパワイマーケットにたどりつきました。ここまでくればビーチはすぐそこです。