Day1 その3 カップケーキと文房具 Hawaii2009

アロハタワーから5,6分、フラフラ海沿いを歩いてレストランロウにたどりつきました。その名の通り有名なレストランも幾つか入っているスポットです。しかし、朝の10時から営業している店はなく閑散としていました。どこからともなく流れてくる脱力系の音楽の方へ向かって中に入ると、イスの積み上げられた吹き抜けの向こうにお目当てのお店が見えました!

Hokulani Bake Shopです。手づくりのカップケーキやクッキーを売っているお店です。淡いけれどとてもかわいい色合いのお店で、まわりがしんとしているのにそこだけ色がついたみたいにお店の中が活気づいてました。ここはとっても行きたかったので、土曜も10時から営業していることをちゃんとHPでチェックしてあったのであります。

中に入るとふわっと甘い匂いにつつまれて、一瞬にして旅の疲れが吹き飛びました。ショーケースに並ぶカップケーキがどれもかわいくておいしそうで、はじっこから全部食べたいと真剣に悩みました。値段はだいたい$2.5前後です。こっているのにお手頃です。そして賞味期限はどれくらいですか?と英語でなんて言えば良いのかわからず、best before…best end??とか繰り返すダメなわたしに、イライラしたりもせず言いたいことを察知して「クッキーは3週間くらいもつから、10月の終わりくらいまでは大丈夫よ。」優しく教えてくれるお店のお姉さん…。お店の雰囲気そのまんまで感激しました。

悩みまくって最終的に2個をセレクト。しかし半日持ち歩いたらとってもかわいそうな見た目に…。ここはちゃんと箱に入れてくれたのですが、箱がデカ過ぎて中でカップケーキが動きまくった模様です。向って右側がリリコイwithレモンクリームチーズケーキ。リリコイとはハワイのパッションフルーツです。リリコイにレモンにクリームチーズフロスティングでウマくないわけがないとふんだのですが、予想をはるかに超えるおいしさにホテルの部屋で一人で暴れました*1。アメリカンで大味でこってりなのかと思いきや、素朴なのにリリコイの甘さやレモンの酸味の繊細さも感じられるのです。ケーキ部分もしっとりとふんわりが絶妙なバランスで、フロスティングも甘すぎません。向って左側はレッドベルベット。写真で見るよりもずっと真赤なケーキで、どんな味がするんだろうと思ったらココア味でした。なるほど赤くなったデビルスフードケーキなんだなと思いました。こちらもしっとり程良い甘さで、めちゃめちゃおいしかったです!時間があればもう一度お店に行って、別のケーキも買って食べてみたかったです。

クッキーもかわいかったので、甥っ子&姪っ子チームにお土産で買って帰りました。3個目まで完全に自分の趣味で選んで、最後のちょうちょだけ姪っ子ちゃんにはこういう色合いのがいいかと気を使いました。しかし姪っ子ちゃんは2人いるので、もう1個も自分の趣味じゃなくてピンクのビーチサンダルのにするとか気を使うべきでした。ちなみに一番好きだったクモの巣クッキーは甥っ子2号のものに。ちびっこたちはあまりの色鮮やかさに味を疑っていたのですが、すごくおいしかったらしく「おいしいよ!おいしいよ!」ともぐもぐはぐはぐ食べてました。

使い回せそうな、マチの大きなこんなバッグに入れてくれました。ハイビスカス柄も茶系だと落ち着きますね。

大満足の買い物をした後は、さらにワイキキ方面に向かって海沿いを歩きました。行きたいお店のあるストリートで曲がったら、レストランロウの高層階が向こうに見えました。手前の黄色い実のような花がついた木がかわいかったです。

行きたかったのはフィッシャーハワイという文房具のお店です。お店というか倉庫です。卸のお店のようで一瞬入るのを躊躇しますが、ペン1本から買うことができると聞いていたので入ってみることにしました。

倉庫の中にこれでもかというほど文房具やOA用品が並んでいます。

ラッピング用品なんかも豊富に扱っていて、さすがアメリカ!と思わせるような鮮やかな色合いのものや変な形のものが多くて面白かったです!

この写真に写っている棚にあるもの全部ふせんです。ちなみにもう1ブロック分くらいふせんです。ここへはアメリカンな色合いのふせんとか、スケジュールにはるへんなシールとかが欲しくて来たのですが、これ!というものを残念ながら見つけられませんでした。ふせんは日本じゃ絶対見かけないような色のものがあって欲しかったのですが、1パックが大きすぎて荷物になりそうだったのでやめました…。

冷房がなく、扇風機のまわる倉庫の中を汗をかきながら歩きまわって買ったのはこのナゾのポンポン…。使い道は今から考えます。

フィッシャーハワイの向かいには、This Is It Bakery & Deliというかわいいお店があってベーグルなどが食べられるようだったのですが、お腹も減っておらず入りませんでした。さらにこの近くにすごく行きたかったHANKSというホットドッグのお店があったのですが、やっぱり何かを食べる気にならず…あきらめました。でもHANKSのホットドッグを食べなかったことが、この旅の食で1,2を争うくらい後悔する事なんであります。

*1:かわいそうに思えるかもしれませんが、本人は幸せです